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アマチャヅル Gynostemma pentaphyllum (Thunb.) Makino

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世界大百科事典 第2版の解説

アマチャヅル【Gynostemma pentaphyllum (Thunb.) Makino】

山や野原の林の中に生えるウリ科の多年生のつる草。葉をかむと甘味があるところからアマチャヅルという。雄株と雌株とがあり,地下にはやや太い地下茎が横たわり,茎はつる性で長く伸び,巻ひげで他物にからみつく。葉は長い葉柄があって互生し,5枚の小葉がある。花は小さく,淡緑色で径約5mm,8~9月頃葉のつけ根から出た花序につき,花冠は深く五つに裂けて,裂片の先はとがる。雄花には5本のおしべ,雌花には1個のめしべがある。

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All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

アマチャヅル
あまちゃづる / 甘茶蔓
[学]Gynostemma pentaphyllum (Thunb.) Makino

ウリ科の多年生つる草。山野のやぶ地に生え、地下茎は横に伸び、地上茎はつる状で、葉と対生する巻きひげで他物にからみつく。葉は長柄があって互生し、短柄をもつ5枚の小葉からなる鳥足状で、両面に白毛がまばらにつく。雌雄異株。8~9月ごろ葉腋(ようえき)に短い花穂を出し、小形で黄緑色の花を開く。花冠は5裂し、裂片は鋭くとがる。液果は径6~8ミリメートルの球形で、黒緑色に熟し、上部に横線がある。日本全土、アジア東部および南東部に分布する。名は、葉に甘味があることによる。[小林純子]

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世界大百科事典内のアマチャヅルの言及

【薬用植物】より

… また,従来無用とされていた植物でも,化学成分が明らかにされた結果,薬用植物の仲間入りをするものがある。例えばアマチャヅル(ウリ科)はオタネニンジン(チョウセンニンジン,ウコギ科)と同類の成分を含むことが判明し,茶剤として薬用製品化された。また類似した形態を有するヤブカラシ(ブドウ科)は,このアマチャヅルと誤認されやすいため偽物が出回っているという。…

※「アマチャヅル」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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