アラビア石油(読み)アラビアせきゆ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

アラビア石油
アラビアせきゆ

油田開発をおもに行なう石油会社。1957年に日本輸出石油が,サウジアラビアクウェートの中立地帯における採掘権を,サウジアラビアから獲得した。翌 1958年に「アラビア太郎」と呼ばれた山下太郎がアラビア石油を設立して,日本輸出石油のサウジアラビアにおける利権を継承した。同 1958年にクウェートからも採掘権を獲得し,1960年にカフジ油田発見に成功した。1991年の湾岸戦争では 4ヵ月間の操業停止を経験しながら,自主開発原油の供給に貢献してきた。しかし 2000年にサウジアラビア,2003年にクウェートの採掘権が失効し,以降はクウェートでの技術サービス契約に基づく操業のほか,メキシコ湾やエジプトなどでの資源開発を行なった。

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