コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

アングロ・サクソン人 アングロサクソンじん Anglo‐Saxons

1件 の用語解説(アングロ・サクソン人の意味・用語解説を検索)

世界大百科事典 第2版の解説

アングロサクソンじん【アングロ・サクソン人 Anglo‐Saxons】

今日のイギリス人の根幹をなす民族。人種的にはコーカソイド大人種(白色人種)の北方系に属し,長身,白色の皮膚,碧眼,金髪などの肉体的特徴をもつ。言語学的にはインドヨーロッパ語族の西方系の一派のチュートン語族(ゲルマン民族)に属し,低地ドイツ語からでた英語を語る。北西ドイツを原住地としたサクソン人ユトランド半島基部に住んだアングル人,同半島に居住したジュート人などいくつかの部族の混成体。ゲルマン民族大移動の一環として,5~6世紀に原住地からブリタニアの島に移動し,先住民族ブリトン人を駆逐または支配して現在のイングランド(〈アングル人の地〉の意味)の地を占拠した。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

世界大百科事典内のアングロ・サクソン人の言及

【イギリス】より

…その後しだいにポルトガル語のイングレスInglêsおよびオランダ語のエンゲルスEngelsからなまって〈エゲレス〉〈イギリス〉という呼称が広く用いられるようになり,〈英吉利〉の漢字があてられ,そこから〈英国〉という通称が生まれた。
【日本人のイギリス像】
 イギリス人の根幹をなす民族は,英語を使用するアングロ・サクソン人であるが,ほかにゲーリック語,ウェールズ語,アイルランド語などケルト語派の言語を使用するケルト系民族がスコットランド,ウェールズ,北アイルランドに居住する。これらの地域がイングランドとともに連合王国を構成しているが,〈イギリス〉という日本における非公式の呼称は,元来はグレート・ブリテン島の一地域にすぎないイングランドに由来するものである。…

【ジュート人】より

…原住地はユトランド半島であったが,民族大移動期の5,6世紀にグレート・ブリテン島の南東部に渡来してケント王国を建て,一部はさらにワイト島やその対岸地方にも移動定着した。同じ時期にグレート・ブリテン島に移ったアングル人,サクソン人などとともにアングロ・サクソン人を構成するが,ジュート人の定着したケント地方は,古くはフランク人の影響と思われる精巧な工芸手法や,また中世においては男子均分相続などにみられる相続慣行,その他土地制度,法慣習など,前2者に対する独自性を長く保持した。【青山 吉信】。…

【地名】より

…ケルト人のイギリスを征服したローマ人の場合は,その支配の性格から都市名にいくつかの痕跡を残し,ラテン語のcastra(陣営),colonia(植民市)に由来するチェスターChester,リンカンLincolnなどが誕生した。イギリスに最も広範な地名上の影響を及ぼしたのは,5世紀から侵入,定住を開始したアングロ・サクソン人であり,イースト・アングリア,ウェセックスのような地方名から村落名,自然地名にまで及んでいる。村落名に関しては,いくつかの特有な語尾(主要要素)を利用して定住の時期や分布が推定できる。…

※「アングロ・サクソン人」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

アングロ・サクソン人の関連キーワードイギリス連邦人種差別性悪説アングロサクソンイギリスオランダ戦争ドリス人本流イギリス巻イギリス組曲イギリス鞍 (English saddle)

今日のキーワード

信長協奏曲(コンツェルト)

石井あゆみによる漫画作品。戦国時代にタイムスリップした現代の高校生が病弱な織田信長の身代わりとして生きていく姿を描く。『ゲッサン』2009年第1号から連載開始。小学館ゲッサン少年サンデーコミックス既刊...

続きを読む

コトバンク for iPhone

アングロ・サクソン人の関連情報