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アントシアニン anthocyanin

翻訳|anthocyanin

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

アントシアニン
anthocyanin

アントシアンという青色の花の色素群 (普通酸性溶液中で紅色,アルカリ性溶液中で青色) のうち,配糖体となっている物質の総称。色素本体はアントシアニジン,それが糖と結合した配糖体がアントシアニンで,両者の総称がアントシアンである。アントシアニジンフラボノイドに属する数種の環式化合物で,水酸基を多くもち,糖部分は各種の単糖または二糖類で,水酸基の特定の位置のものに結合している。糖とともに p-クマール酸か p-オキシ桂皮酸のような芳香族有機酸がついているものもある。

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デジタル大辞泉の解説

アントシアニン(〈ドイツ〉Anthozyanin/〈英〉anthocyanin)

植物色素アントシアンのうち、アントシアニジンに糖が結合した配糖体

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百科事典マイペディアの解説

アントシアニン

植物色素であるアントシアンが色素配糖体(色素本体に糖がついたもの)の形態をとったものをいう。糖の結合のしかたの違いにより,色素本体よりずっと多くの種類を生じる。

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栄養・生化学辞典の解説

アントシアニン

 アントシアン色素ともいう.アントシアンのうち,色素配糖体.

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

漢方薬・生薬・栄養成分がわかる事典の解説

アントシアニン【anthocyanin】

ポリフェノールの一種。ブルーベリーやぶどう、赤じそ、なす、さつまいもの皮などに含まれる青紫色の色素成分。強力な抗酸化作用があり、目の機能を向上させ、血圧上昇を抑制する働きをもつほか、活性酸素抑制、肝機能改善、毛細血管保護、血小板凝固の抑制、動脈硬化などの生活習慣病予防などの効果があるとされる。

出典 講談社漢方薬・生薬・栄養成分がわかる事典について 情報

世界大百科事典内のアントシアニンの言及

【アントシアン】より

…マーカートL.C.Marquartがヤグルマギクの花の青い色素をギリシア語の花anthosと青いkyanosを表す言葉からアントシアンと名付けたのに始まる(1835)。この一群の色素はほとんどすべて配糖体として存在し,色素の本体であるアグリコン部分はアントシアニジンanthocyanidin,その配糖体をアントシアニンanthocyanin,また両者をとくに区別しないときにアントシアンと呼んでいる。その構造の決定はドイツの化学者ウィルシュテッターR.Willstätterの研究に負うところが大きくヤグルマギクからシアニンcyanin,さらにペラルゴンpelargon,デルフィニンdel‐phininが分離された。…

※「アントシアニン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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