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アーサー Arthur

翻訳|Arthur

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

アーサー
Arthur

6世紀のブリテン島 (現イギリス) で活躍したといわれるブリトン人の王。その実在は碑文などで確証できず,事績も伝説でしか伝えられていない。テムズ川中流より侵入してくる西サクソン族を撃退するため,ウェールズのブリトン諸族を糾合し,各所で勝利を博してキリスト教を擁護した。別の伝説によれば,ブリトン族の王に仕える軍人で,ローマ軍で鍛えられた騎士団を率いてサクソン族を随所に撃破した。初期ウェールズの文学では,アーサー王伝説として英雄物語の主人公となった。

アーサー
Arthur

[生]1486.9.20.
[没]1502.4.2.
イングランド王ヘンリー7世と王妃エリザベス (ヨークの) の長男で,ヘンリー8世の兄。 1501年カサリンと結婚したが,翌年若くして病死

アーサー
Arthur, Chester Alan

[生]1829.10.5. バーモント,ノースフェアフィールド
[没]1886.11.18. ニューヨーク,ニューヨーク
アメリカの政治家。第 21代大統領 (在任 1881~85) 。ニューヨーク州のユニオン・カレッジを卒業後,弁護士となる。共和党発足と同時に入党。南北戦争中はニューヨーク州のいくつかの官職を歴任。 1871年 U.グラント大統領によりニューヨーク港税関長に任命されたが,78年行政命令違反のかどで,R.ヘーズ大統領によって解任。 80年 J.ガーフィールド大統領のもとに副大統領として当選。ガーフィールド大統領暗殺に伴い,81年9月 20日,大統領に就任。大統領在任中,A.ジャクソン大統領以来の党人任用制をやめ,公務員制度に資格任用制を導入したペンドルトン法 (83) を制定した。

アーサー
Arthur of Brittany

[生]1187.3.29. ナント
[没]1203.4.3? ルーアン
ブルターニュ公。イングランド王ヘンリー2世の第3子ジョフリーとブルターニュ伯コナンの女相続人コンスタンスの間の子。 1190年伯父のリチャード1世によりイングランド王位の相続人に指定されたが,リチャード1世の死後ジョンが王に即位したためフランス王フィリップ2世の支持を受け対抗した。しかし 1202年ミルボーで捕えられ,翌年4月3日ルーアンで処刑されたといわれる。

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

アーサー Arthur, James Hope

1842-1877 アメリカの宣教師。
1842年6月生まれ。明治6年(1873)バプテスト教会から派遣され来日。8年森有礼(ありのり)の援助で女学校(のちの駿河台英和女学校)を開校する。9年東京第一浸礼教会を設立したが,健康を害して翌年帰国。1877年12月9日死去。35歳。コネティカット州出身。ニュートン神学校卒。

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世界大百科事典 第2版の解説

アーサー【Chester Alan Arthur】

1830‐86
アメリカ合衆国第21代大統領,在職1881‐85年。共和党生粋の党人といわれ,1871年にニューヨーク港の収税官となる。80年,副大統領に当選。就任後まもなくガーフィールド大統領が暗殺され,81年9月に大統領に昇格。業績には,メリット・システムを導入したペンドルトン官吏登用改革法(1883),合衆国海軍の再建などがある。84年には再指名を受けず,その後弁護士生活に戻る。【松田 武】

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

アーサー
あーさー
Chester Alan Arthur
(1830―1886)

アメリカ合衆国第21代大統領(在任1881~1885)。10月5日バーモント州に生まれる。ニューヨークで弁護士として活躍。結党以来の共和党員。南北戦争後、ニューヨーク港の徴税官に任命されたが、税関への調査をめぐる派閥抗争に巻き込まれて解任された。1881年共和党副大統領に就任し、同年ガーフィールド大統領暗殺により、大統領に昇格した。在任中は、予想に反し、郵政省不正事件の告発、ペンドルトン法(公務員法)の制定など、清廉で穏当な施政をとった。1886年11月18日没。[横山 良]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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