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イケチョウガイ(池蝶貝) イケチョウガイ Hyriopsis schlegelii(=Sinohyriopsis schlegelii)

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世界大百科事典 第2版の解説

イケチョウガイ【イケチョウガイ(池蝶貝) Hyriopsis schlegelii(=Sinohyriopsis schlegelii)】

淡水真珠養殖の母貝とするイシガイ科の大型二枚貝イラスト)。長さ23.5cm,高さ13cm,膨らみ5.5cmに達する。殻はまるみのある菱形で厚いが,膨らみは弱い。殻皮は幼貝では黄緑色であるが成長すると黒色になる。成長脈のほか幼時には弱い波状のしわが中央部にある。また背上には翼状の扁平な突起があるが,成長すると失われる。内面は真珠光沢が強く青白色。琵琶湖水系の特産種。近年,霞ヶ浦に移殖されている。稚貝は水深3m以浅,成貝は水深10m,まれに水深30mくらいの砂泥底にすむ。

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All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

世界大百科事典内のイケチョウガイ(池蝶貝)の言及

【カラスガイ(烏貝)】より

…その色からカラスガイの名がついた。琵琶湖地方では淡水真珠養殖の母貝となる殻の厚いイケチョウガイ(イラスト)をオンガイというのに対して,殻の薄いこの種をメンガイと呼んで,雌雄と考えていた。また,幼貝のときは背上に平たい板状の突起があるが,これも成長すると失われる。…

【真珠】より

…農水省では,(1)真珠養殖事業法にいう真珠とは,生きた真珠貝の中で球状または半球状(多少の変形を含む)に形成される代謝生産物であって,かつ,この外見しうる部分の主たる構成物質が,真珠貝の真珠層と等質であるものをいい(その内部に貝殻質から作られた核を含むか否かは関係ない),(2)この場合,真珠貝中におけるその形成契機に,まったく人為的な要因を含まないものを天然真珠といい,その契機を人為的に与えられるものを養殖真珠というと定めている。ここで真珠貝と称しているものは,真珠を作る貝を意味し,海産の貝ではアコヤガイ,クロチョウガイ,シロチョウガイ,マベ,アワビ,淡水産の貝ではイケチョウガイなどすでに産業に用いられている貝類をさしている。これ以外にも,イガイ,カキ,ドブガイなど天然真珠を生成する貝は1000種以上あるといわれている。…

※「イケチョウガイ(池蝶貝)」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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