コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

イソロイシン イソロイシンisoleucine

翻訳|isoleucine

6件 の用語解説(イソロイシンの意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

イソロイシン
イソロイシン
isoleucine

略号 Ile ,その化学式は CH3CH2CH(CH3)CH(NH2)COOH 。L 体はヒト,ニワトリなどの必須アミノ酸の一種。蛋白質を構成する。2個の不斉炭素原子があるので,4種類の異性体が存在する。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について | 情報

デジタル大辞泉の解説

イソロイシン(isoleucine)

必須アミノ酸の一。無色の結晶で、水に溶ける。たんぱく質の構成成分。化学式C6H13NO2

出典|小学館
デジタル大辞泉について | 情報 凡例

栄養・生化学辞典の解説

イソロイシン

 C6H13NO2 (mw131.18).

 分枝アミノ酸疎水性アミノ酸の一つ.必須アミノ酸の一つ.

出典|朝倉書店
栄養・生化学辞典について | 情報

漢方薬・生薬・栄養成分がわかる事典の解説

イソロイシン【isoleucine】

必須アミノ酸のひとつ。ロイシンバリン同様、分岐鎖と呼ばれる構造上の類似点をもつ分岐鎖アミノ酸BCAA)に分類される。甲状腺ホルモンの分泌を促すことで成長促進し、神経機能を補助するほか、肝臓の機能強化、血管拡張作用、筋肉強化、疲労回復など幅広く活躍する。多くの食品に含まれているので、不足することは少ない。過剰摂取した場合、免疫力が低下し、その他のアミノ酸とのバランスを崩し、免疫機能の低下を招く。

出典|講談社
漢方薬・生薬・栄養成分がわかる事典について | 情報

大辞林 第三版の解説

イソロイシン【isoleucine】

ヒトの必須アミノ酸の一。化学式 C6H13NO2 白色の結晶で、水に溶けて、ほぼ中性を示す。略号 Ile  

出典|三省堂
大辞林 第三版について | 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

イソロイシン
いそろいしん
isoleucine

α(アルファ)-アミノ酸の一つ。略号はIleまたはI。エールリヒが1904年に糖蜜(とうみつ)からロイシンの異性体であるアミノ酸を発見し、イソロイシンと名づけた。L-イソロイシンは、分子内に2個の不斉炭素原子があるので、二つのラセミ体が存在する。タンパク質の構成成分であり、オキシトシンなどのペプチドホルモンやバシトラシンなどのペプチド抗生物質にも含まれる。人間にとっては必須(ひっす)アミノ酸の一つで、体内では合成されない。D-イソロイシンは抗生物質バシトラシンの構成成分であるが、タンパク質中には存在しない。化学式はCH3CH2CH(CH3)CH(NH2)COOHで、分子量は131.18。水に溶け、アルコールには溶けにくい。分解点284℃。[降旗千恵]

栄養

イソロイシンは栄養上、必須アミノ酸であるが、食品タンパク質に広く分布するため欠乏することはない。4種の光学異性体があるが、L-イソロイシンのみが生体に利用される。イソロイシンは体内でαメチルアセトアセチル補酵素Aを経て、プロピオニル補酵素Aとアセチル補酵素Aに変化する。アルコール飲料醸造中に、原料に含まれるイソロイシンが活性アミルアルコール(ペンタノール)に変化し、フーゼル油の主成分となる。[宮崎基嘉]
『味の素編『アミノ酸ハンドブック』(2003・工業調査会) ▽櫻庭雅文著『アミノ酸の科学――その効果を検証する』(講談社・ブルーバックス)』

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
日本大百科全書(ニッポニカ)について | 情報 凡例

イソロイシンの関連キーワード角松敏生エチルアルコールエチル悪魔島ビザルド岩イソロイシン

今日のキーワード

百条委員会

地方自治体が議決により設置する特別委員会の一つ。名称は「地方自治法第100条」に基づく。百条委員会は、地方公共団体の事務に関する調査を行い、関係者への聞き取りや記録の提出を請求、拒否した者には罰則が科...

続きを読む

コトバンク for iPhone

イソロイシンの関連情報