コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

イタビカズラ イタビカズラ Ficus nipponica

3件 の用語解説(イタビカズラの意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

イタビカズラ
イタビカズラ
Ficus nipponica

クワ科の常緑性つる植物。福島・新潟県以南の本州から琉球列島朝鮮半島,台湾,中国大陸中南部に分布し,暖地の林内に生える。幹は長さ2~5mで分枝し,下部は地をはって根をおろし木や岩にからまり,梢部は枝を出す。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典 第2版の解説

イタビカズラ【Ficus oxyphylla Miq.】

クワ科イチジク属の常緑性つる植物(イラスト)。若い茎には毛があり,また付着根を出して岩壁や他の木の幹をはい登る。そこから,よく分枝する枝を出し,葉を茂らせる。葉は厚く,披針形で少し裏に巻き,葉の表はつやがあり,裏面は粉白色で細脈が顕著に突出する。果囊(かのう)は直径1cmほどで葉腋(ようえき)に1~2個つく。雌雄異株。雄株の果囊には,花柱の短い雌花(虫こぶになる)があり,5月ころ雄花ができる。雌株の果囊には花柱の長い雌花があり,秋遅く紫黒色に熟し種子ができる。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

イタビカズラ
いたびかずら
[学]Ficus oxyphylla Miq.

クワ科の常緑藤本(とうほん)。幹は褐色でよく分枝し、不定根を出して石や木によじ登る。托葉(たくよう)は膜質で長さ約5ミリメートル。葉は互生し卵状長楕円(ちょうだえん)形で柄があり、先は長く鋭くとがって、葉身の基部は円く、全縁、長さ5~12センチメートル、革質で裏面は灰白色。雌雄異株。花序は壺(つぼ)状で、葉のわきに径約1センチメートルのいちじく状花序を1~2個つける。ほとんど無柄で基部に包葉があり、中に小さな雄花、雌花、虫(ちゅうえい)花をもち、紫黒色に熟す。石垣や崖(がけ)に生え、新潟、福島県以西の本州、四国、九州、沖縄、および中国、インドシナに分布する。[島袋敬一]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

イタビカズラの関連キーワードベンジャミンアコウ犬枇杷イランイランがじゅまる天竺菩提樹雀榕崖石榴多伎いちじくイチジクコバチ

今日のキーワード

日本政策投資銀行

1999年に日本開発銀行と北海道東北開発公庫を統合し、発足した政府系総合政策金融機関。一般の金融機関が行なう金融などを補完・奨励し、長期資金の供給などを行ない、日本の経済社会政策に金融上で寄与していく...

続きを読む

コトバンク for iPhone