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エダマメ

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栄養・生化学辞典の解説

エダマメ

 未熟のダイズで,ゆでて食用にする.

出典|朝倉書店
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食の医学館の解説

えだまめ【エダマメ】

《栄養と働き》
 エダマメはダイズの若さやを未熟なうちに収穫したものです。ダイズは東アジア原産で、中国では紀元前2000年から栽培されていますが、エダマメとして利用されるようになったのは17世紀末といわれています。しだいにダイズ用とエダマメ用と品種をわけてつくられるようになり、現在ではエダマメ専用品種は200種にもおよぶといいます。
 わが国での主な産地は東北、北海道関東地方で、山形や新潟には茶色で香りも甘みも強いダダチャマメ、チャマメなどの種類があります。
○栄養成分としての働き
 エダマメは新陳代謝を促進し、自律神経の調整をするビタミンB1が豊富です。ビタミンB1は糖質からエネルギーをつくるときに欠かせないビタミンで、これが欠けるとエネルギーがつくれず、結果的に元気がでないという状態になってしまいます。
 とくに夏などは暑さのために食欲がなくなり、そうめんやひやむぎなどを食べることが多くなりますが、これらは糖質食品なので、体内でビタミンB1の消費量がふえてしまい、かたよって食べすぎるとB1不足につながります。それが要因となって夏バテを引き起こしやすくなるのです。ビタミンB1が豊富なエダマメは夏が旬(しゅん)ですから、夏バテを予防するためにも、旬の時季にたくさん食べるのが体にもよいといえるのです。
 このほかビタミンB1は肩こり、倦怠感(けんたいかん)、神経炎、むくみなどを予防する働きもあります。
 また、エダマメにはダイズには入っていないビタミンCが、100g中に27mg(生食)も含まれているので、コラーゲンを生成し、美肌にも効果的です。ビタミンCは夏の暑さで消耗しがちなので、それを補給するためにも、旬の時季にたくさん食べたい食材といえます。
 加えて、体内でビタミンAにかわるカロテンは、ダイズの約40倍も含んでいるので、皮膚や粘膜(ねんまく)の抗菌力を増し、目の健康を保つのに役立ちます。
 ダイズと同様なのはサポニンが含まれていること。サポニンは体内の過酸化脂質(かさんかししつ)を抑え、コレステロール値を下げる働きがあるので、動脈硬化予防も期待できます。
〈肝機能を助ける働きをするので、お酒のおつまみにピッタリ〉
 さらに、メチオニンというアミノ酸が含まれているのが特徴で、これはアルコールから肝臓や腎臓(じんぞう)をまもる働きがあります。
 ビタミンB1、Cはアルコールの酸化を促進し、肝臓の負担を軽くするので、これらの成分が豊富なエダマメは、まさにお酒のおつまみに最適というわけです。
《調理のポイント
 エダマメはさやの緑色が濃く、さやがふくらんでいて、茎に密生しているものを選びましょう。
 おいしくゆでるコツは、多めの塩でよくもんでから、湯に放つこと。ゆであがったらザルにとり、塩をふって広げてから一気に冷まします。ゆでてもビタミンCはそれほど失われないのが特徴です。
○注意すべきこと
 消化・吸収はあまりよくないので、胃腸の調子が悪いときなどは食べすぎないようにしましょう。

出典|小学館
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