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エッフェル塔 エッフェルとうla tour Eiffel

7件 の用語解説(エッフェル塔の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

エッフェル塔
エッフェルとう
la tour Eiffel

1889年パリ万国博覧会のおりに建てられた鉄骨記念建造物。高さ 321m (送信アンテナを含む) ,設計は A.G.エッフェル。鉄骨のみを組立てたトラス構造によるこの建造物は,力学の解析に基づく合理的な形態,それを支える圧延鋼技術の完成など,当時の建築技術の最高水準を示すとともに,単純明快近代建築の美的表現の先駆をなした。

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デジタル大辞泉の解説

エッフェル‐とう〔‐タフ〕【エッフェル塔】

《〈フランスTour Eiffel》パリのセーヌ河畔に立つ鉄骨塔。1889年のパリ万国博覧会会場に建てられた。高さ約300メートル(現在は放送用アンテナが付加されて318メートル)。設計者ギュスタブ=エッフェルの名による。

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百科事典マイペディアの解説

エッフェル塔【エッフェルとう】

パリのシャン・ド・マルス広場に建つ鉄骨塔。Tour Eiffel。高さ約312m。1889年のパリ万国博覧会のため,鉄骨構造技術の開拓者エッフェルAlexandre Gustave Eiffel〔1832-1923〕の設計で建てられた。
→関連項目シャイヨー宮パリパリのセーヌ河岸

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世界大百科事典 第2版の解説

エッフェルとう【エッフェル塔 Tour Eiffel】

1889年のパリ万国博覧会の際に建てられた高さ300mの鉄塔。1887‐89年建設。設計者のエッフェルにちなんで,この名がある。あまりの斬新さのために,建設にあたって保険会社もしりごみしたほどだが,わずか26ヵ月で1人の死者もなく完成にこぎつけた。新しい工学技術の産物として高く評価される一方で(鉄骨造建築),伝統を重んじる文化人,芸術家から一斉に攻撃された。それでも会期中に600万人の客を集め,万国博終了後も反対を押し切って無電塔として残され,やがてパリを象徴するモニュメント一つとして認識されるに至った。

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大辞林 第三版の解説

エッフェルとう【エッフェル塔】

パリのセーヌ川左岸にある鉄骨塔。1889年パリ万国博覧会の際に建設された。高さ約300メートル。

出典|三省堂
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世界の観光地名がわかる事典の解説

エッフェルとう【エッフェル塔】

フランスの首都パリのランドマークの一つとなっている鉄塔。1889年に、フランス革命100周年を記念してパリで行われた第4回万国博覧会のために、建築技師のギュスターヴ・エッフェル(Alexandre Gustave Eiffel、1832~1923年)率いるエッフェル社により建設された。万国博覧会の開催日に合わせるため、2年2ヵ月という驚異的に短い建設期間でつくられたという。建設当時の高さは312.3m、その後は放送用アンテナが設置されたため、現在は324mとなっている。高さ57.6m、115.7m、276.1mの3ヵ所に展望台が設けられていて、第2展望台までは階段で上ることもできる。また、現在稼動している水圧式のエレベーターは当時の構造をそのまま残している。◇エッフェル塔を含むセーヌ川周辺は、世界遺産に登録されている。

出典|講談社
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

エッフェル塔
えっふぇるとう
Tour Eiffel

1889年、フランス革命100周年を記念してパリで開催された万国博覧会のときに、その会場のモニュメントとして建設された鉄塔。名称は、それを建設した技術者、ギュスターブ・エッフェルの名前に由来している。地上300メートルの高さという当時の建造物では考えられなかった世界最高の鋼鉄の塔を、エッフェルは、彼自身が蓄積してきた鉄橋の架構技術を駆使して実現した。構造材の鋼鉄はフランス国内で生産されたものを使い、2年2か月の工期で工事を完了している。現在、エッフェル塔の高さは324メートル(2007)で、1階(58メートル)、2階(116メートル)、3階(276メートル)に展望室があり、それぞれをエレベーターが連絡する。なお、建設当時、この塔の都市景観に与える影響について賛否両論があったが、いまではパリの景観に欠くことのできないものとなっている。1991年、この塔を含むパリのセーヌ川の河岸は世界遺産の文化遺産として登録されている(世界文化遺産)。[長谷川堯]
『フレデリック・サイツ著、松本栄寿・小浜清子訳『エッフェル塔物語』(2002・玉川大学出版部)』

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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世界大百科事典内のエッフェル塔の言及

【鉄骨造建築】より

…19世紀の半ばごろ,転炉法,平炉法の発明があり,鋼鉄が製造されるようになったため,以後建築構造に用いられる鉄は軟鋼が主体となった。89年のパリ大博覧会に現れた径間115mの三鉸(さんこう)式アーチの巨大な機械館と高さ300mを超すエッフェル塔の二つは,ともに鋼を主材料とし,その後の鉄による建築の可能性を示した。同じころアメリカで鉄骨造建築が普及し,1885年シカゴに10階建てのホーム・インシュアランス・ビルが近代的構造原理にのっとり耐火的で採光のよい高層事務所建築として完成し,これにつづいてアメリカでは各地に鉄骨造の摩天楼が多数建てられるようになった。…

【塔】より

…また塔は,形式や機能,意味が時代や地域によって異なるとはいえ,垂直に伸びる形状がもつ象徴性は変わることがない。その例は,中世ヨーロッパのゴシック大聖堂や都市のシンボルとしての近代の塔(エッフェル塔,東京タワーなど)に見ることができる。 なお,イスラムのモスクの塔については〈ミナレット〉の項目,インドの仏教の高塔については〈ストゥーパ〉〈ビマーナ〉の項目を,それぞれ参照されたい。…

【トラス】より

…プレストレストコンクリート部材でトラス構造がつくられることもあるが,きわめてまれである。鋼トラス構造としては,塔では古いものでパリのエッフェル塔(高さ約312m),日本では東京タワー(333m)が代表的。メキシコ湾の石油掘削用プラットホームにはこの両者をしのぐ巨大な構造物がある。…

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