コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

エーレンフェスト エーレンフェストEhrenfest, Paul

5件 の用語解説(エーレンフェストの意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

エーレンフェスト
エーレンフェスト
Ehrenfest, Paul

[生]1880.1.18. ウィーン
[没]1933.9.25. アムステルダム
オランダ物理学者ウィーン大学で学び,1904年学位取得。その際 L.ボルツマンの深い影響を受けた。 11年の統計力学の基礎に関する批判的研究が認められて H. A. ローレンツの後任としてライデン大学理論物理学教授に就任 (1912) 。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について | 情報

百科事典マイペディアの解説

エーレンフェスト

オランダの理論物理学者。ウィーン大学でボルツマンに学び,1912年ライデン大学教授。気体論,相対論,量子論等に貢献,特に断熱仮説(1916年)が有名。自殺。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
百科事典マイペディアについて | 情報

世界大百科事典 第2版の解説

エーレンフェスト【Paul Ehrenfest】

1880‐1933
オーストリアの物理学者。ユダヤ人であったため,ユダヤ排斥思想の強かった生地ウィーンでの幼時はきびしいものだったという。ウィーン大学で理論物理学を修め,L.ボルツマンの影響を強く受けた。ウィーン,ゲッティンゲンペテルブルグと移り住み統計力学の研究で業績をあげたが,宗教上の問題のため学界での地位は得られず,1912年になってようやくオランダのライデン大学にH.A.ローレンツの後任教授として迎えられた。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
世界大百科事典 第2版について | 情報

大辞林 第三版の解説

エーレンフェスト【Paul Ehrenfest】

1880~1933) オランダの理論物理学者。オーストリア生まれ。断熱不変量の研究を行い、ボーアの原子構造論を基礎づけた。そのほか統計力学や相対性理論の発展にも貢献。

出典|三省堂
大辞林 第三版について | 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

エーレンフェスト
えーれんふぇすと
Paul Ehrenfest
(1880―1933)

オーストリアの理論物理学者。ウィーンに生まれる。ウィーン大学で理論物理学を学び、ボルツマンの指導の下に1904年学位を得た。1912年H・A・ローレンツの後継者としてライデン大学の理論物理学教授となった。1933年9月、ナチスの支配下でユダヤ人の同僚が苦境に陥ったことや、彼自身が個人的問題に直面したことが原因で自殺した。1911年、『数理科学百科全書Encyklopdie der mathematischen Wissenschaftenに寄せた論文「統計力学の概念的基礎」で、統計力学の論理的構造を解明し、エルゴード仮説の意義をも明らかにした。1913年ごろから、量子化の概念を調和振動子以外の一般的な系に拡張することを試み、断熱仮説を提唱した(ただし、断熱仮説という名称は1914年にA・アインシュタインが与えたものである)。さらに1921年には、量子論と古典論との関係を考究する過程で、エーレンフェストの定理を証明した。[杉山滋郎]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
日本大百科全書(ニッポニカ)について | 情報 凡例

世界大百科事典内のエーレンフェストの言及

【相転移】より

…このような状態は準安定状態と呼ばれるが,相転移のうち,準安定状態を伴う相転移を第1種相転移,伴わない相転移を第2種相転移という。またこれとは別に,P.エーレンフェストは,自由エネルギーの温度や圧力に関する1階微分が転移点で有限のとびをもつとき,その相転移を一次相転移と呼び,2階微分がとびをもつとき二次相転移と呼んだ。
[一次相転移]
 一次相転移は第1種相転移と一致する。…

※「エーレンフェスト」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
世界大百科事典 第2版について | 情報

エーレンフェストの関連キーワード紙幣整理ブラウンオランダ文学岩崎弥太郎エルメレンスドワルスフォーチュン市川左団次二世勧業博覧会大学野球

今日のキーワード

百条委員会

地方自治体が議決により設置する特別委員会の一つ。名称は「地方自治法第100条」に基づく。百条委員会は、地方公共団体の事務に関する調査を行い、関係者への聞き取りや記録の提出を請求、拒否した者には罰則が科...

続きを読む

コトバンク for iPhone