コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

オイルサンド オイルサンド oil sand

翻訳|oil sand

6件 の用語解説(オイルサンドの意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

オイルサンド
オイルサンド
oil sand

油砂,またはタールサンドともいう。カナダアルバータ州ベネズエラオリノコ地方に大量に埋蔵されている。一般の原油に比して,オイルサンド中に含まれる原油は比重や粘性が極端に大きいために,通常の方法では取出すことはできない。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉の解説

オイル‐サンド(oil sand)

粘稠(ねんちゅう)な炭化水素を含む砂。合成石油を得ることができる。カナダのアルバータ州やベネズエラのオリノコ川北岸などに分布。タールサンド。油砂。

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

百科事典マイペディアの解説

オイルサンド

タールサンド,油砂とも。石油資源。重質なタール状の原油を含む砂岩・凝灰岩など。熱水処理その他の方法で原油を抽出し,若干の予備精製を行えば普通の原油に近いものが得られる。
→関連項目アルバータ[州]カナダ石油油田

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. ご提供する『百科事典マイペディア』は2010年5月に編集・制作したものです

世界大百科事典 第2版の解説

オイルサンド【oil sand】

油砂,タールサンドtar sandともいい,通常の原油採取すなわち流動採取による方法では採収できない重質油を含む砂あるいは砂岩をさす。同様な高粘度重質油をヘビーオイルと呼ぶ場合があるが,これは比重API10~20゜,粘性100~1万cpであり,オイルサンドはそれより重く粘性も高いビチューメンである(1982年のUNITARコンファレンスの定義)。オイルサンド鉱床に含まれる油の原始埋蔵量は,約2兆バレルの規模といわれる。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

大辞林 第三版の解説

オイルサンド【oil sand】

原油または粘稠ねんちゆうな炭化水素類を含んでいる砂や岩。油砂ゆさ。タール-サンド。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

オイルサンド
おいるさんど
oil sand

粘稠(ねんちゅう)な炭化水素類を含む砂のことをいう。以前はタールサンドとよばれていたが、炭化水素の成因および性状が有機物の熱分解により生成するタールと異なっているので、現在ではオイルサンドとよばれるようになった。オイルサンドには通常4~10重量%の油分(ビチューメン)が含まれており、この油の性質はアスファルトと類似している。
 1973年の第一次オイル・ショック以降、オイルサンドは石油にかわる化石燃料の一つとして注目されるようになった。埋蔵量のほとんどすべてはカナダのアルバータ州(確認埋蔵量1732億バレル)とベネズエラのオリノコ川北岸(採掘可能量2350億バレル)に賦存しているが、可採鉱量は埋蔵量の数分の1以下と考えられている。
 オイルサンドから得られる油分は重質粘稠であり、炭化水素以外の成分を比較的多く含有している。したがって、合成石油を得るためには、熱分解あるいは溶剤抽出、および水素化処理を施さなければならない。このような技術的問題のほかに、合成石油を製造する際に汚染物質や多くの二酸化炭素が排出されるという環境上の問題があり、なによりも生産コストが高いという欠点があった。しかし、カナダでは数十年も前から大規模な露天掘りが行われ、2009年には日産135万バレルにまで増産、さらに2020年には日産2億9000万バレルまで増産するという計画がある。また、ベネズエラでも2009年には日産約40万バレルの生産が行われている。オイルサンドはオイルシェールとともに非在来型石油と称されている。[難波征太郎]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

オイルサンドの関連キーワードインドール酢酸サンドタールサンドサンドバギーシリアルサンドオイル・サンドタール・サンドtar sandアサバスカ・タールサンドロールサンドイッチ

今日のキーワード

大寒

二十四節気の一つ。元来,太陰太陽暦の 12月中 (12月後半) のことで,太陽の黄経が 300°に達した日 (太陽暦の1月 20日か 21日) から立春 (2月4日か5日) の前日までの約 15日間で...

続きを読む

コトバンク for iPhone

オイルサンドの関連情報