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オベイド Obeid

デジタル大辞泉の解説

オベイド(Obeid)

スーダン南部の都市。北コルドファン州の州都。古くから隊商路の要地であり、メッカ巡礼の中継地だった。1821年よりエジプト領。1883年、英国‐エジプト連合軍がムハンマド=アフマド率いるマフディー派に敗れた地(マフディーの反乱)として知られる。鉄道開通後、商業や農産物集散地として発展。

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百科事典マイペディアの解説

オベイド

スーダン中部の都市。アラビア語ではウバイド。エジプト領時代からの商業の中心地で,付近の農産物の集散地。ハルツームと鉄道で連絡する交通の要地。19世紀末にはマフディー派の拠点となった。

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世界大百科事典 第2版の解説

オベイド【el‐Obeid】

スーダン共和国の中央部,コールドファン州の州都。アラビア語ではウバイドal‐Ubayḍ。人口22万8000(1993)。首都ハルツームを起点としセンナールSannār(青ナイル沿いの町。発電用のダムがある)を経由する全長約600kmの鉄道の終点である。エジプト領時代から商業の中心地として栄え,スーダンの産物の集積地であった。1881年マフディー派の軍がこの地を中心に勢力を増大させ,83年エジプト・イギリス連合軍を全滅させた。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

オベイド
おべいど
Obeid

アフリカ北東部、スーダンのほぼ中央にある都市。北コルドファン州の州都。エル・オベイドともいう。人口22万9425(1993)。古くからラクダ隊商による交易の中心であったが、1912年に開通した鉄道や幹線道路網で首都ハルトゥームほか国内の主要都市と結ばれており、今日も重要な商業、通信の中心地となっている。周辺は綿実油、アラビアゴムの産地。1883年イギリス・エジプト軍がムハンマド・アフマドに敗れた場所としても知られている。[端 信行]

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