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オヨ王国 オヨおうこくOyo

世界大百科事典 第2版の解説

オヨおうこく【オヨ王国 Oyo】

西アフリカ,ニジェール川の西側(現在のナイジェリア西部州)を支配し,最盛期にはボルタ川にまでその版図が及んだ王国。ヨルバ族の創建した王国の一つである。伝承によれば,イフェ王国の創始者オドゥドゥワの末子であるオラニヤン王がつくったといわれる。建国の時期ははっきりしないが,14世紀ごろにはすでに存在し,サハラ砂漠越えの貿易の要衝として繁栄し,経済力を蓄積していた。その後ヨーロッパの進出で沿岸貿易が盛んになると,奴隷狩りとその輸出を行い,銃や弾薬を手に入れた。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

世界大百科事典内のオヨ王国の言及

【ヨルバ族】より

…ヤムイモ,キャッサバ,トウモロコシなどを主作物とする農耕民であるが,伝統的に大規模な都市的集落を形成し,独自の政治組織を発達させてきた(1931年の統計では人口2000以上の集落に全人口の80%が集中し,人口2万以上の都市の居住者も35%に達した)。 ヨルバは,イフェ王国オヨ王国,イジェシャIjesha王国,イジェブIjebu王国,オンドOndo王国,エキティEkiti王国,エグバEgba王国など,13,14世紀に成立したとみられる,10余りの独立的な王国を形成してきた。各王国は政治的・宗教的権威としての王をいただくが,政治組織の構成はそれぞれに異なる。…

※「オヨ王国」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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