図書館情報学用語辞典 第5版 「オントロジー」の解説
オントロジー
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翻訳|ontology
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もともとは哲学の存在論のことだが、最近、ウェブ上の情報の意味を扱い、セマンティックウェブに格上げして人工知能(AI)が扱えるようにしようとする研究分野では、対象を表現するための概念と、概念間の関係を規定するものという意味で使われている。オントロジー工学は、AIの初期から研究されていた知識表現と同じと考えてよい。また、知識表現で問題にされていた、上位概念(たとえば鳥)から下位概念(たとえばワシ/ニワトリ)への属性(たとえば飛ぶこと)の継承/非継承などに関しては、同じ問題が再度議論されている感がある。
また、問題ドメインごとに異なるオントロジーが構築されていたり、さらには同じドメインであっても組織ごとに異なるオントロジーが使われていたりする例も多く、オントロジー間の翻訳も必要である。たとえば西暦と和暦であったり、同じ魚が別の名前でよばれることがあったりするが、オントロジーはこれらをそのまま反映してつくられていることが多いのでそれらを統一する必要がある。
[中島秀之 2019年7月19日]
…最近では,知識獲得の困難さを克服するための試みとして,知識の共有化や再利用の方法,ならびに問題解決に必要な知識をデータベースから自動的に抽出する方法に関する研究開発が進んでいる。前者,共有・再利用可能な形式に整えられた知識をオントロジーという用語で呼ぶ場合がある。後者は,人工知能の機械学習やデータベース,統計手法との関連が強く,データベースからの知識発見(知識発掘),あるいはデータマイニングという用語で呼ばれている。…
※「オントロジー」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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