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カクレミノ

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百科事典マイペディアの解説

カクレミノ

関東〜沖縄の暖地の山野にはえるウコギ科の常緑小高木。葉は枝先に集まって互生し,革質で光沢があり,主脈は3本。老木の葉倒卵形切れ込みがないが,若木では深く3〜5裂する。

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世界大百科事典 第2版の解説

カクレミノ【Dendropanax trifidus (Thunb.) Makino】

暖地の常緑樹林の中に生えるウコギ科の小高木。時に庭園に植えられることもある。葉は単葉で互生し,常緑で葉柄があり,若い株のものでは多くは2~3裂するが,老木のものは卵形で全縁,長さ7~15cm,全体に毛がない。6~7月ころ,枝先に散形花序を作って,径4~5mmの淡緑色の小さい花をつける。花弁は5枚,おしべは5本,めしべは1個で子房は下位,5~8室。果実は広楕円形で黒く熟し,長さ約8mm。日本の固有種で本州の関東地方以西と四国,九州に分布する。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

カクレミノ
かくれみの / 隠蓑
[学]Dendropanax trifidus (Thunb.) Makino

ウコギ科の常緑小高木。高さは普通は約5メートルで、樹皮は黄灰白色を帯びる。葉は互生し、厚い革質、広卵形で浅く3~5裂し、長さ6~12センチメートル、長柄がある。花は7~8月、当年枝の先の散形花序につき、淡黄緑色。核果は黒紫色に熟す。沿岸地によく生え、福島・石川県以西の本州、四国、九州、沖縄に分布する。名は、葉の形を蓑(みの)に例えたもの。器具材や庭木として用いるほか、樹液を黄漆と称し塗料とする。カクレミノ属はアジア東部などに30種分布する。[門田裕一]

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