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カムデン カムデンCamden, William

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

カムデン
Camden, William

[生]1551.5.2. ロンドン
[没]1623.11.9. ケント
イギリスの好古家,歴史家。オックスフォード大学に学んだのち,全国を旅行して故事を研究し,1600年"Britannia"を刊行。のちに彼を記念して Camden Society (1838) がつくられた。

カムデン
Camden

アメリカ合衆国,ニュージャージー州西部の都市。デラウェア川にのぞみ,吊橋で対岸のフィラデルフィアと結ばれている。 1681年入植,その後フィラデルフィアへの渡し舟の発着所として発展したが,1834年鉄道が敷設されると,ニューヨークの市場とも結ばれることになった。南北戦争後,食品加工,造船などの工場が設置されて急速に発展した。ほかに家具,化学製品,製本,皮革,プラスチック,自動車部品の製造が行われる。詩人 W.ホイットマンの家が保存されている。人口8万 7492 (1990) 。

カムデン
Camden

イギリスイングランド南東部,グレーターロンドンを構成する 33地区の一つ。内部ロンドンに属する区で,ロンドン市(シティ)の北西に接する。ロンドンの発展とともに富豪の邸宅,ホテル,大学などが集中し,精密機器,家具,ピアノ,衣料などの製造業が発達した。今日でもこれら製造業の一部が残り,各種公共機関,教育機関をはじめ,高級住宅,オフィス,ビルディングが集まっている。区内には大英博物館ダイヤモンド,金,銀の取り引きの中心地として知られるハットンガーデン,ヨハン・クリスチアン・バッハが葬られている聖パンクラス旧聖堂,カルル・ハインリヒ・マルクスが葬られているハイゲート墓地などがある。ジョージ・バーナード・ショー,ハーバート・ジョージ・ウェルズ,デービッド・ハーバート・ロレンス,チャールズ・ジョン・ハファム・ディケンズなど多くの文学者たちがこの地区に住んだ。面積 22km2。人口 19万8020(2001)。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

カムデン
かむでん
Camden

アメリカ合衆国、ニュー・ジャージー州南西部の工業都市。人口7万9904(2000)。デラウェア川に臨む貿易港で、同州南部地域の交通の要衝にあり、商工業の中心地として栄えるほか、対岸に位置するフィラデルフィアの衛星都市でもある。食品缶詰、機械、電子機器、薬品などの工業が盛んなほか、造船業がある。1828年市制が敷かれ、工業発展の基礎は南北戦争後に固まった。詩人W・ホイットマンが1873年からの晩年を過ごした土地として知られ、彼の家は生前の遺品とともに州立博物館として一般公開されている。[作野和世]

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