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カリヨン carillon

翻訳|carillon

朝日新聞掲載「キーワード」の解説

カリヨン

鐘を組み合わせた打楽器の一つ。欧州教会庁舎などの塔によく設置されている。機械や鍵盤で鐘を執と打ち鳴らして奏でる。

(2012-04-06 朝日新聞 夕刊 2社会)

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デジタル大辞泉の解説

カリヨン(〈フランス〉carillon)

さまざまな音高をもつ多数の鐘を一組みにした打楽器。教会の鐘楼などにつるし、手や機械で打ち鳴らす。組み鐘。カリロン。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

百科事典マイペディアの解説

カリヨン

ベル(鐘)を組み合わせたもので,組鐘とも訳す。中世からバロック時代にかけてネーデルラント,フランスなどで発達し,その後英国や米国に広まった。教会や市庁舎の塔に設置されたほか,室内用の小型カリヨンもある。オルゴール方式の自動演奏装置か鍵盤(けんばん)で鳴らされる。元来は時報用だったが鍵盤の採用で演奏の可能性が広がり,近代に入ると数十個のベルのセットも誕生した。
→関連項目鉄琴

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世界大百科事典 第2版の解説

カリヨン【carillon[フランス]】

教会や市庁舎などの塔に据え付けられた,それぞれ一定の音高に調律された一組の鐘。音域,鐘の数は時代,地方により異なるが,全半音階を有する2~3オクターブのものが18世紀の標準的なもの。語源がラテン語quadrilionem(四つ一組の意)であるように,市民に時を告げるために4個の鐘を塔の上から打ったのがその原形とみられる。13世紀にオルゴール方式の自動演奏装置が,16世紀初頭にげんこつでたたく棒状の手鍵盤と低音用の足鍵盤の機構が採用され,演奏の可能性が拡大した。

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大辞林 第三版の解説

カリヨン【carillon】

多数の鐘を音律に従って配列し、鍵盤や機械仕掛けにより打ち鳴らす楽器。中世ヨーロッパで流行した。組鐘。カリオン。カリロン。カンパネッタ。ベル。

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