翻訳|chime
いくつかの音高に調律されたベル(鐘)のセット。本来椀(わん)形で大型のものも多く、古くから教会の塔などに備え付けられてきたが、中世末期以後は鍵盤(けんばん)演奏あるいは機械仕掛けの自動装置を用いて鳴らす方向へと発展してきた。一般に規模の大きなものはカリヨンcarillon(フランス語)、小さなものはベル・チャイムあるいはチャイムとよばれている。また、椀形ベルが半音階に調律したチューブ管に変わって音楽に導入されたものがチューブラー・ベルtubular bellsで、オーケストラでチャイムというとこれをさし、ムソルグスキー作曲の『禿山(はげやま)の一夜』(1881~83)などで効果的に用いられている。
[川口明子]
出典 (株)ヤマハミュージックメディア音楽用語ダスについて 情報
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報
年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...
10/29 小学館の図鑑NEO[新版]動物を追加
10/22 デジタル大辞泉を更新
10/22 デジタル大辞泉プラスを更新
10/1 共同通信ニュース用語解説を追加
9/20 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新