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カロ カロ Callot, Jacques

10件 の用語解説(カロの意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

カロ
カロ
Callot, Jacques

[生]1592/1593. ナンシー
[没]1635.3.24. ナンシー
フランスの銅版画家,風刺画家。 11歳でボヘミアンの群れに加わり,1608年ローマで版画を学ぶ。 12年頃フィレンツェに移り,メディチ家の庇護を受けるようになって銅版画に専心し,独自の技法を編出す。

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カロ
カロ
Caro, Sir Anthony

[生]1924.3.8. ロンドン
[没]2013.10.23.
イギリスの彫刻家。フルネーム Sir Anthony Alfred Caro。13歳の夏休みに彫刻家の見習いを経験し,その後ケンブリッジ大学クライスツ・カレッジで機械工学を学ぶ。第2次世界大戦後,リージェント・ストリート・ポリテクニックを経て 1947~52年ロイヤル・アカデミースクールで彫刻を学び,1951~53年ヘンリームーアの助手を務めた。

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カロ
カロ
Caro, Heinrich

[生]1834.2.13. ポズナン
[没]1910.9.11. ドレスデン
ドイツ有機化学者。実業学校に通うかたわらベルリン大学で化学の講義を聞いた。 1855年染料会社に入社し,最新の染料技術を学ぶためイギリスに出かけた (1857) 。 66年帰国後は,さらにハイデルベルク大学の R.ブンゼンのもとで基礎的な研究にたずさわった。

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カロ
カロ
Qaro Caro; Karo, Joseph ben Ephraim

[生]1488. トレド?
[没]1575.3.24. サファド
ユダヤ教の法典『シュルハン・アルフ』の編纂者。この法典は 14~15世紀に,儀礼,法制上の実践の混乱を収拾するために編まれ,今日にいたるまでユダヤ世界の最も権威ある法典とされている。

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百科事典マイペディアの解説

カロ

フランスの版画家。ナンシー生れ。1608年ローマに行き,マニエリスムの影響を受ける。1621年故郷に帰り,すぐれたデッサン,劇的な構図,鋭い風刺で社会生活を活写。
→関連項目カリカチュア

カロ

英国の彫刻家。ロンドン生れ。1951年からヘンリー・ムーアの助手を務め,人体彫刻を制作していたが,1959年米国に旅行し,ケネス・ノーランドの絵画やデビッド・スミス〔1906-1965〕の構成的彫刻に接し,当時の新しい抽象の動向に大きな影響を受けた。

カロ

ドイツの化学技術者。タール染料工業の基礎をつくった一人。1859年から英国でロバーツ・デル社経営のかたわら染料の研究を行い,1868年ドイツのバスフBASF)社に入社,のち重役となる。

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世界大百科事典 第2版の解説

カロ【Heinrich Caro】

1834‐1910
タール染料工業発展に貢献したドイツの有機化学者・技術者。ポーランド生れ。染色師としての職業訓練を受けるかたわら,ベルリン大学で化学の講義を聴く。1859年イギリスに渡り,ロバーツ・デル社に入り,W.H.パーキンが開発したふじ色染料モーブのより効果的な製造法を見いだし,共同経営者となる。66年ドイツにもどり,68年BASF(バスフ)社に入社,多くの業績を重ねた。K.グレーベとK.T.リーバーマンにより合成されたアリザリンの工業化に成功し,アゾ染料ならびにエオシン,ジヒドロインドール,メチレンブルーなど各種色素を開発した。

カロ【Jacques Callot】

1592‐1635
フランスの版画家,素描家。ナンシーに生まれ,早くからイタリアに出る。1612年より9年間フィレンツェ,ローマで,特にカンタガリーナとテンペスタに師事し,素描と銅版画を学ぶ。14年からコジモ・デ・メディチ2世に仕え,宮廷の祝祭などを銅版画で記録。フィレンツェ時代には,固い防食剤を用いエングレービングに似せた効果をもつ彼独自のエッチング技法を考案した。画風は柔軟で動勢のある筆致により,後期マニエリスム的優美さとグロテスク趣味を融合した幻想的で才気あふれる表現を確立。

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大辞林 第三版の解説

カロ【Anthony Caro】

1924~ ) イギリスの彫刻家。鉄板や鉄骨を彩色した構成的な抽象彫刻によって、プライマリー-ストラクチュアズの代表的な作家となる。

出典|三省堂
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世界大百科事典内のカロの言及

【盗賊】より

…イタリア戦争,宗教戦争,三十年戦争などの戦乱や経済変動のあおりをくって,社会の周縁部に没落していった乞食,浮浪者,無宿者による窃盗の事例が増大してくるのである。17世紀フランスの版画家ジャック・カロが描いた多くの作品に盗賊の群れのモティーフが使われたこともその証拠といえる。18世紀に入ると,大都市では押込み強盗,家僕の窃盗,すりなどの盗みの行為が圧倒的に多くなり,例えば革命前夜のパリでは犯罪件数の90%に近い割合を示して,現代社会にきわめて類似した犯罪構造をはらんでいた。…

【ベランジュ】より

…明暗を駆使した巧みなエッチング技法,独特の歪曲する形態表現を用い,宗教的主題を扱いながらも幻想的な画像を創出している。代表作に《墓場の三人のマリア》《ピエタ》などのほか,J.カロの主題を踏襲した《乞食》など下層民衆を描いた風俗画がある。【小池 寿子】。…

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