コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

カワラヒワ カワラヒワ Chloris sinica; oriental greenfinch

3件 の用語解説(カワラヒワの意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

カワラヒワ
カワラヒワ
Chloris sinica; oriental greenfinch

スズメ目アトリ科。全長 15cm。頭部,胸腹部,背は緑褐色。,尾はおもに黒色だが,尾の基部の両側は黄色で,翼にある黄色帯は飛ぶとよく目立つ。は太くて短く,代表的な種子食の小鳥で,疎林や河畔林,農耕地,村落,都会地の林などにすむ。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

百科事典マイペディアの解説

カワラヒワ

アトリ科の鳥。緑褐色で尾や翼の一部は黄色。中国東部から日本,カムチャツカにかけて分布。平地の林や耕地にすみ,都市内にも少なくない。食物は米麦や草の実が多い。留鳥で冬季は群生するが,北方の亜種オオカワラヒワは秋に冬鳥として渡来する。
→関連項目ヒワ

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. ご提供する『百科事典マイペディア』は2010年5月に編集・制作したものです

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

カワラヒワ
かわらひわ / 河原鶸
oriental greenfinch
[学]Carduelis sinica

鳥綱スズメ目アトリ科の鳥。アムール地方から中国南部にかけて、またカムチャツカ半島千島列島、樺太(からふと)(サハリン)、日本に分布する。北方のものは、やや南下して越冬する。全長約13センチメートル。全身オリーブ褐色で、雌よりも雄のほうが色が濃い。飛ぶと翼に大きな黄色い帯模様が目だつ。村落周辺、林縁にすみ、都会の公園や街路樹にも巣をつくる。秋から翌春までは大きな群れをつくり、収穫の終わった田畑や川原で採食する。典型的な穀食性の小鳥で、太く短い嘴(くちばし)を使って草の種子を割って食べることができる。植物食の鳥も、雛(ひな)に与える餌(えさ)は動物性のものが多いのが通例であるが、この種は、昆虫などはほとんど給餌(きゅうじ)せず、もっぱら嘴で砕いた種子を与える。葉の茂った常緑樹のこずえ近くに巣をかけ、3~5個の青白色の卵を産む。一夏に2回繁殖することが多い。都市部でもけっして少なくない鳥であるが、体形の似ているスズメと見誤られることが多い。1日の行動範囲はスズメよりずっと広く、「キリキリコロコロ」と鳴きながら飛ぶ姿をよくみかける。かつては狩猟鳥に指定されて、毎年数十万羽がかすみ網によって捕獲され、食用とされたが、1947年(昭和22)かすみ網が禁止されるとともに、狩猟鳥から除かれた。ヨーロッパには、近縁で英名を単にgreenfinchというアオカワラヒワC. chlorisが分布している。[竹下信雄]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

カワラヒワの関連キーワード小椋鳥猿子紅雀花鶏岩雲雀アトリ(花鶏)イスカ(交喙)ヒワ(鶸)ベニマシコ(紅猿子)

今日のキーワード

大統領補佐官

各種政策の立案その他に関し,側近として大統領に助言する役職だが,実質上はブレーン,顧問として多面的な役割を担う。憲法で定められた唯一の行政責任者である合衆国大統領は,強大な権力を持つにもかかわらず,議...

続きを読む

コトバンク for iPhone

カワラヒワの関連情報