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カンテツ(肝蛭) カンテツ

百科事典マイペディアの解説

カンテツ(肝蛭)【カンテツ】

葉状の3cmにもなる大型のキュウチュウ類で,主として牛,ヤギなど草食獣の肝臓に寄生する。ヒトにもときに寄生し,重症になると肝硬変を起こす。中間宿主はヒメモノアラガイで,これから出る幼虫(セルカリア)が水草などに付着して被嚢幼虫(メタセルカリア)となり,これが口などから感染する。
→関連項目モノアラガイ

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世界大百科事典 第2版の解説

カンテツ【カンテツ(肝蛭) liver fluke】

扁形動物吸虫綱の蛭状吸虫科に属する寄生虫の1種。日本に分布するものは,形態学上ヨーロッパ,オーストラリアに分布するカンテツFasciola hepaticaおよびアジア,アフリカ,ハワイなどに分布するキョダイ(巨大)カンテツF.giganticaの中間型に属する。ウシ,ヒツジ,ヤギなどの草食獣に多くみられるが,ヒトにも寄生する。虫体は体長20~30mm,体幅8~13mmにも達し,葉状をしているが,口吸盤の部分が突出して円錐状になっているのが特徴である。

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世界大百科事典内のカンテツ(肝蛭)の言及

【幼生生殖】より

…幼生でありながら体内で卵が成熟し,単為生殖を行って新個体を生じること。寄生性のタマバエやカンテツの幼生にその例が知られている。扁形動物の吸虫類に属するカンテツのミラキディウム幼生は,水中を泳いでいる間に中間宿主であるモノアラガイの体内に入り,スポロシスト幼生となる。…

※「カンテツ(肝蛭)」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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