出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
イタリア北部の湖。西岸はロンバルディア州、東岸はベネト州、北岸はトレンティーノ・アルト・アディジェ州に属し、同国最大の面積(370平方キロメートル)をもつ。別称ベナーコBenaco湖。最大深度346メートル、長さ51.6キロメートル。北部では2000メートル前後の高い山々に挟まれ細長く延びているが、南部では最大幅17キロメートルと広くなっている。サルカ川の水を受けて、ミンチョ川から排水する。湖岸ではぶどう酒の生産のほか、機械、衣料、食品工業がみられるが、もっとも重要な収入源は、温暖な気候と景観の美しさを生かした観光業である。西岸には、第二次世界大戦末期にムッソリーニの最後の拠点となったサロの町がある。
[堺 憲一]
中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...