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キクモ(菊藻) キクモAmbulia sessiliflora

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

キクモ(菊藻)
キクモ
Ambulia sessiliflora

ゴマノハグサ科の多年生水草水田や沼の浅くて水が動かないところや,湿地に生じる。わずかに芳香がある。長さ 10~20cmで泥中地下茎が伸びる。水中茎の各節に羽状に裂けた葉が輪生する。夏から秋に,紅紫色の無柄の花が葉腋につく。

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世界大百科事典 第2版の解説

キクモ【キクモ(菊藻) Limnophila sessiliflora Bl.】

水田や浅い沼などに生えるゴマノハグサ科多年草(イラスト)。和名は,水生で細く裂けた葉がキクの葉を思わせるところからついた。細い裂片に裂けた葉が輪生し,夏,水上に直立する茎に紅紫色の花をつける。地下茎は泥中をはい,水中の茎は長さ20~60cm,5~10cmほどの水上に直立する茎は,密に軟毛が生える。葉は,水中葉のほうが水上葉より細い裂片に裂けている。花は花柄がなく,唇形花冠をもち,長さ約9mm,4本の内在するおしべがある。

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