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キジハタ

朝日新聞掲載「キーワード」の解説

キジハタ

山口県ではアコウ、アカミズとも呼ばれる白身魚。沿岸域に生息し、刺し網、一本釣り、はえ縄などで漁獲される。身が締まっていてうまみがあり、薄造りや煮付け、あら汁は特に美味とされる。大型の活魚だと1キロ5千円以上の高値で取引される。

(2014-01-16 朝日新聞 朝刊 広島1 2地方)

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世界大百科事典 第2版の解説

キジハタ【Epinephelus akaara】

スズキ目ハタ科の海産魚。本州中部以南,朝鮮半島南部,中国に分布し,日本では瀬戸内海や日本海沿岸に多い。大阪府,和歌山県をはじめ瀬戸内海沿岸,九州北部の各地でアコ,アコウなどと呼ばれる。また,長崎県でアカアゴまたはアカアラ,富山県魚津,四方でアカラ,和歌山県田辺でアズキアコウなどと呼ばれる。全長30cmに達し,体はやや細長い円筒形で口が大きい。体にはうろこより大きな橙色または橙黄色の斑点が体中にあり,ひれは黄色っぽい。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

キジハタ
きじはた / 雉子羽太
red spotted grouper
[学]Epinephelus akaara

硬骨魚綱スズキ目ハタ科に属する海水魚。南日本、朝鮮半島、中国などに分布し、浅い岩礁地帯にすむ。全長30センチメートルに達し、体はやや長く側扁(そくへん)する。体色は紫褐色で、橙(だいだい)色の円点を多数密布する。背びれ第11棘(きょく)下の背側に不明瞭(ふめいりょう)な暗灰色の斑紋(はんもん)がある。おもに釣りによって漁獲され、刺身や煮つけなどにして賞味される。ハタ類中では美味で、関西地方では人気がある。香港(ホンコン)方面でももっとも高価な魚の一つとされている。近年、本種の養殖が試みられている。[片山正夫]

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