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キツネ(狐) キツネ

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百科事典マイペディアの解説

キツネ(狐)【キツネ】

食肉目イヌ科の哺乳(ほにゅう)類。体長70cm,尾40cmほど。イヌに似るが,吻(ふん)は細くとがり,尾は太く長い。ユーラシア大陸,北米に広く分布し,日本では北海道に亜種キタキツネ,本州,四国,九州に亜種ホンドギツネが生息する。

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世界大百科事典 第2版の解説

キツネ【キツネ(狐) red fox】

小型のイヌに似るが,体が細長く,四肢が短い食肉目イヌ科の哺乳類イラスト)。吻(ふん)は細長くとがる。尾は太く,豊かな房毛(ふさげ)が生える。付け根近くの背面にスミレ腺呼ばれる臭腺をもち,その部分の毛は黒い。尾の先端は白色か黒色。幅の広い大きな耳は長さ9cmに達し,先端がとがる。耳の背面と四肢の先は黒色。瞳孔は明るいところで収縮するとネコの瞳孔のように縦に細長い針状になる。体長70cm前後,尾長40cm前後。

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世界大百科事典内のキツネ(狐)の言及

【稲荷信仰】より

…宗教法人で神社本庁所属の神社は全国で約8万社あるとされ,そのうちの約3万社,4割弱の神社が稲荷で占められている。その頂点にたつ神社が京都の伏見稲荷大社である。稲荷信仰の分布は全国的であるが,西日本よりも東日本の方が濃密であり,とくに関東地方では上記の数字に含まれない屋敷神としての稲荷がひじょうに多い。稲荷信仰の全国的普及は,おもに伏見稲荷をはじめとする宗教家の解説や宣伝によるものであり,一方ではそれを受容する民俗的な基盤もあった。…

【裘】より

…中国で,昔から冬の寒さを防ぐために着用した毛皮。いろいろな動物の毛皮を用いたが,狐と羔(こう)(黒い小羊)が最も有名。一般に毛の方を外に出し,歴代,裘工(きゆうこう)を置いて製作にあたらせた。裘のなかでもっとも貴重でえがたい物は狐白裘(こはくきゆう)であった。一般の狐裘は黄色であるが,これは狐のわきの下の白毛をたくさん集めて成り,軽くて暖かかった。昔,孟嘗君(もうしようくん)所有の狐白裘は値千金といわれ,鶏鳴狗盗(けいめいくとう)の故事で名高い(《史記》巻七十五孟嘗君伝)。…

【狐憑き】より

…キツネの霊が人間の体に乗り移ったとする信仰。現在でも広く各地で信じられている。…

【毛皮】より

…毛皮用に供される動物は100種以上にのぼるが,動物の希少価値,毛皮製品の使用性に応じて,その経済的価値には大きな差異を生ずる。高級毛皮としては,ミンク,キツネ,テン,チンチラ,カラクールなどがある。ミンク,キツネなどが飼養され,またメンヨウ,ヤギ,ウサギなどの家畜が多く利用されている。…

【木幡狐】より

…室町時代の御伽草子。渋川版の一つ。山城国木幡(こはた)に住む稲荷明神の使者である狐の子どものなかに,芸能すぐれ美しい末の姫がおり,きしゅ御前といった。16の年の3月末,光源氏か在原の中将かと見紛うほど容顔美麗な,三条大納言の子三位の中将が花園に立ちいでたのを稲荷山から見下ろして恋の心となり,ひとまず人間の姿に化けて一夜の契りを結ぼうと,乳人(めのと)の少納言とともに美しく化けなして都に上る。中将と偕老の契りを交わしたきしゅ御前は翌年3月若君をもうけ,大納言と北の方にも見参する。…

【荼枳尼天】より

…大母神カーリーの使婢たる鬼霊。サンスクリットでダーキニーḌākinīといい,荼枳尼,拏吉尼などと音写される。吒祇尼,吒枳尼などとも書かれる。幻力(マーヤー)を有し,夜間尸林(しりん)(墓所)に集会し,肉を食い飲酒し,奏楽乱舞し,性的放縦を伴う狂宴を現出する。人を害する鬼女として恐れられるが,手段を講じてなだめれば非常な恩恵をもたらす。タントラ仏教では彼女ら(〈母〉たち,現実には,特殊な魔術的能力を有するとされる低賤カーストの女性たち)のグループ(荼枳尼網)を,世界の究極的実在としての女性原理であり,悟りを生む知恵でもある〈般若波羅蜜〉とみなし,それと性的に瑜伽(ヨーガ,合一)することによって即身成仏の実現を期する。…

【玉水】より

…中世の小説。別名《紅葉合(もみじあわせ)》。著者,成立年未詳。花園に遊ぶ姫君の姿をひと目見て恋に落ちた狐は,身を人間の女子に変えて,その姫に仕えるようになり,名を〈玉水の前〉と付けられる。玉水には,犬を嫌うなど奇妙な振舞いもみられたが,かなわぬ恋を忍びつつも,姫に親しく仕えていた。ある年,紅葉の美しさを競う紅葉合が開かれるにあたり,玉水は兄弟の狐にすばらしい紅葉をみつけてもらい,姫を勝利に導くが,その評判がかえって帝の知るところとなり,姫の入内が決まる。…

【玉藻】より

…中世の小説。《玉藻の前》《玉藻の草子》《玉藻の前物語》とも呼ばれる。著者,成立年不詳。謡曲《殺生石(せつしようせき)》などと同様,美女に化して院の命をねらった狐の伝説を題材としている。昔,鳥羽院の御所に玉藻の前という,天下に並びない美女がいた。何事にも精通し,院の寵愛も深かったが,院はやがて病気となった。それを陰陽頭(おんみようのかみ)安倍泰成(あべのやすなり)に占わせると,玉藻の前は,実は下野国那須野にすむ,齢八百,尾の二つある大狐で,院の病はそのせいであると言う。…

【伏見稲荷大社】より

…京都市伏見区に鎮座。伏見稲荷として知られ,単に稲荷大社ともいう。東に稲荷山を負い西に鴨川を控え,京都から伏見・淀方面に至る交通の要衝に位置する。全国3万余に上る稲荷神社の総本社で旧官幣大社。祭神は宇迦之御魂(うかのみたま)(下社),佐田彦大神(中社),大宮能売(おおみやのめ)大神(上社)の三柱を主神とし,相殿に田中大神と四大神(しのおおかみ)をまつる。もとは稲荷山上に下中上の三社があったが,のち山麓に神殿を造って移され,相殿の神とともに五座をまつることとなった。…

【野干】より

…中国文献や仏典に見える野獣。射干,射杆とも書く。狐に似て狐より小さく,群れをなして夜行する。よく木に登るので猿の一種とみなされることがある。司馬相如の《子虚賦》に,雲夢沢の密林の樹上に射干その他の鳥獣が住んでいることをうたっている。日本では狐の異名として用いられることが多い。妖狐を題材とする謡曲《殺生石》の後シテは,野干の面を着ける。《野干》という曲もあったが,今では廃曲となっている。【谷川 道雄】…

※「キツネ(狐)」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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