ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説
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出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報
死者の肉を食う夜叉(やしゃ)(鬼神)の類。サンスクリット語ダーキニーDākinīの音写。荼吉尼、陀祇尼とも写す。大黒天の眷属(けんぞく)。そのもつ力により6か月前から人の死を予知し、臨終を待ってその肉を食うという。密教の胎蔵現図曼荼羅(たいぞうげんずまんだら)の外院(げいん)南辺に位置する。『大日経疏(だいにちきょうしょ)』巻10、『普通真言蔵品(しんごんぞうぼん)』第四に説かれる。人体中の黄(おう)(心肝)を食すると、すべてを意のままに成就(じょうじゅ)することができるとされている。なお、日本では稲荷(いなり)神の本地仏とされ、愛知県の豊川稲荷(妙厳(みょうごん)寺)に祀(まつ)られている。
[小野塚幾澄]
…【柳 宗玄】
[日本]
キツネはノウサギやノネズミの天敵として農民にとっては有益な獣であるが,世間的には人間をたぶらかす性悪の獣という印象が広まっている。これはキツネが農耕神としての稲荷の仮の姿,または使者であり,霊獣であるという信仰が衰微していき,他方,知識人の間では中国伝来の,キツネが女に化けて人をだますという〈金毛九尾狐〉などの話が広まり,さらに仏教系の神である荼枳尼天(だきにてん)などの信仰が加わって,その霊力がしだいに妖怪的な内容をもつとイメージされるようになった結果であり,中世以来の変化の現れといえる。それ以前には,文献上でも《日本霊異記》に記された狐直(きつねのあたい)のように,霊あるキツネが人の妻となって強力な子孫を残したという伝承が恥ずるところなく旧家のあかしとして語られた。…
※「荼枳尼天」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
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