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ギーセン Giessen

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ギーセン
Giessen

ドイツ中部,ヘッセン州の都市。フランクフルトアムマインの北約 50km,ウェスターワルト,タウヌス,フォーゲルスベルクなどから成るヘッセン山地内の交通の要地にあり,ラーン川の左岸に位置する。 1248年に都市権獲得,67年にヘッセン地方伯領となった。 1567~1604年にはヘッセンマールブルク領,その後はヘッセンダルムシュタットの一部となった。 07年創立のギーセン大学では,X線発見者レントゲンや農芸化学者リービヒも教えたことがある。各種の学校のほかオーバーヘッセン博物館,植物園などがある。産業では機械,ゴム製品,皮革,たばこ,ビールなどの製造が盛ん。人口7万 4497 (1991推計) 。

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世界大百科事典 第2版の解説

ギーセン【Giessen】

ドイツ中西部,ヘッセン州,ラーン河畔の大学都市。人口7万6374(1980)。歴史的にはヘッセン・ダルムシュタット方伯国の北辺の都市として,その北30kmの所にあるヘッセン・カッセル方伯国の大学都市マールブルクと対峙していた。大学は宗教改革後ルター派からカルバン派に改宗したヘッセン・カッセルとそのマールブルク大学(1527創立)に対抗して,ルター派の神学を守るべく,マールブルクを追われた教授を中心に1607年に創立されたもの。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ギーセン
ぎーせん
Gieen

ドイツ、ヘッセン州の都市。ラーン川左岸の段丘と丘陵地に位置する。人口7万3100(2000)。1150年に築かれた環濠(かんごう)の城を中心に集落が形成され、1248年に都市権を得た。16世紀に要塞(ようさい)化され、居城や武器庫など現存する建物が多くつくられた。19世紀に入り、鉄道の結節点として重要性をもつようになり、ヘッセン州中部の地方中心都市として急速に発展した。1607年に創立の大学は市内各所に施設を有し、著名な農芸化学者ユストゥス・リービヒの研究室を残す博物館、X線の発見者レントゲンの墓もある。工業は、伝統的なタバコ加工、工作機械製造に加え、鋳物、精密器械、光学、電子などの工業が立地する。[朝野洋一]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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