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クエッタ

デジタル大辞泉の解説

クエッタ(Quetta)

パキスタン西部、バルチスタン州の都市。同州の州都。標高約1600メートルの高原上に位置する。降水量が少なく昼夜の寒暖差が激しい。周辺では灌漑(かんがい)によるメロン、ザクロブドウの生産が盛ん。アフガニスタン、イラン、インダス平原を結ぶ交通路交点に位置し、古くから交易の要衝として知られる。

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世界大百科事典 第2版の解説

クエッタ【Quetta】

パキスタン西部,バルーチスターン州の州都。人口35万(1991)。地名はバシュトゥーン語のカワター(城塞の意)に由来する。標高約1600mのイラン高原東端部にあり,年降水量は195mmと少ない。アフガニスタンのカンダハールからボーラーン峠を経てインダス平原へ至る交通路と,イランからの交通路との交点を占め,北からの果物,皮革,羊毛,南からの穀物,茶などを集散する交易都市として栄えてきた。周辺は地下水路(カレーズ)によって灌漑される果樹園が多く,メロン,ブドウ,ザクロなどを産する。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

クエッタ
くえった
Quetta

パキスタン西部、バルーチスターン州の州都。人口56万0307(1998)。地名はパシュトー語のカワター(城塞(じょうさい)の意)に由来する。標高約1600メートルの乾燥した高原上に位置する。北のアフガニスタン、西のイランからインダス川の河谷に至る交通路の交点にあり、軍事上、交易上の要衝を占めてきた。周辺はブドウ、ザクロなどの果樹園が多く、食品、化学、繊維などの工業も立地する。南東方のデーガリには炭田がある。[応地利明]

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