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クレアチン クレアチンcreatine

翻訳|creatine

5件 の用語解説(クレアチンの意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

クレアチン
クレアチン
creatine

脊椎動物の筋肉組織中に遊離またはクレアチンリン酸として存在し,筋肉収縮のためのエネルギー貯蔵の役割をする物質。肝臓で合成され血中に入り,大部分は筋肉に,一部分は神経に分布する。クレアチンの脱水物であるクレアチニンは血液中に出て,腎糸球体でろ過され,ほとんどが再吸収されないで尿中に排泄されるが,24時間で排泄されるクレアチニン量はほぼ一定で,食事内容や尿量にはほとんど影響されない。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉の解説

クレアチン(creatine)

生体内、特に筋肉中に、主にクレアチン燐酸(りんさん)の形で多く含まれ、筋収縮のためのエネルギー貯蔵の役割をする物質。筋肉が運動すると分解し、エネルギーを供給する。メチルグリコシアミン
[補説]腎臓アルギニングリシンから作られるグアニジノ酢酸(グリコシアミン)が肝臓に運ばれ、活性メチオニンメチル基が転移して合成される。

出典|小学館
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栄養・生化学辞典の解説

クレアチン

 C4H9N3O2 (mw131.14).

 筋肉に存在し,ATPからリン酸を受け取ってリン酸化される.その結合は高エネルギーリン酸結合で,筋肉収縮時にATPの再生に使われる.

出典|朝倉書店
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大辞林 第三版の解説

クレアチン【creatine】

筋肉、特に随意筋中に多い生理的に重要な化合物。アミノ酸の一種であるが、タンパク質は構成していない。大部分クレアチンリン酸エステルの形で存在し、筋肉運動のエネルギーを貯える。メチルグリコシアミン。

出典|三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

クレアチン
くれあちん
creatine

アミノ酸に類似した化合物で、アミノ基のかわりにグアニジン基をもっている。化学式はのようになる。脊椎動物(せきついどうぶつ)の筋肉には多量に含まれる。
 ATP(アデノシン三リン酸)によりリン酸化されクレアチンリン酸(エネルギー貯蔵の役目をするフォスファーゲンの一種)となる。生合成は、アルギニンからグアニジン基がグリシンに移転する経路で行われる。分解は、分子内脱水により環状化合物のクレアチニンとなり、直接尿中に排泄(はいせつ)される。血中または尿中のクレアチニンの量は比較的一定で、筋肉の総量に比例している。[菊池韶彦]
『丸山工作著『生化学をつくった人々』(2001・裳華房) ▽バーク他著、入村達郎他監訳『ストライヤー 生化学』第6版(2008・東京化学同人)』

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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