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グィッチャルディーニ Guicciardini, Francesco

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

グィッチャルディーニ
Guicciardini, Francesco

[生]1483.3.6. フィレンツェ
[没]1540.5.22. アルチェトリー
イタリアの歴史家,政治家。フィレンツェのメディチ家出身の2人の教皇レオ 10世とクレメンス7世の深い信頼を受け,1516年から 1534年まで教皇領の要職にあった。この時期はカルル5世とフランソア1世との間のイタリア戦争の最中にあたり,この難局に教皇領を代表する外交官ならびに行政官として,優れた才能を発揮した。 1537年メディチ家出身のフィレンツェ公アレッサンドロが暗殺されたのを機に公的生活から引退,以後は著作に専念。主著『イタリア史』 Istoria d'Italia (1537~40) ,『回想録』 Ricordi (1576) などは,道徳的判断を退けた政治的分析の方法で記述されていて,同時代のマキアベリの諸著作と並んで近代歴史叙述の基礎を築いたものとみなされている。

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