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ケラ cella

翻訳|cella

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ケラ
cella

古代ローマ神殿の神像が安置される場所で,正方形または矩形で入口以外は壁に囲まれている。大神殿のケラは外部に開放されているが,小さいものは屋内に置かれる場合もある。ギリシア神殿ナオス (内陣) に相当する。

ケラ
Gryllotalpa orientalis; mole cricket

直翅目ケラ科。体長 30mm内外。全体が褐色の円筒形状で,頭部は小さい。触角はむち状で短く,複眼は小さい。前肢はモグラのそれに似た特異な形になっていて土を掘るのに適しており,節内側には鼓膜がある。前翅は短く,雌雄とも発音器がある。後翅は長いが細くたたまれる。腹端に2本の尾毛がある。土中にトンネルを掘ってすみ,幼虫,成虫ともに一年中みられる。成虫は「じーっ」と鳴き,俗にミミズが鳴くといわれる。日本全土,アジア東部に広く分布する。 (→直翅類 )

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百科事典マイペディアの解説

ケラ

直翅(ちょくし)目ケラ科の昆虫の1種。体長30mm内外,茶色前脚の脛(けい)節が太く,内側が鋸歯(きょし)状になり土を掘るのに適した形に変わっている。日本,朝鮮,中国〜熱帯アジア,オーストラリアアフリカに広く分布。

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世界大百科事典 第2版の解説

ケラ【cella[ラテン]】

ギリシア・ローマ神殿において,周囲の列柱廊部分から壁によって区別された,神殿の本体を指す用語。しばしば,内陣,すなわち神像を安置する神殿の主室であるギリシア語のナオスnaosと同義に使われる。しかし厳密には,ナオスのほかに,プロナオスpronaos(玄関間,前室)およびオピストドモスopisthodomos(裏玄関間,後室)をも含む。ケラを囲う壁に窓はなく,光は出入口からのみ採られる。【福部 信敏】

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