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ケーソン工法 ケーソンコウホウ

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デジタル大辞泉の解説

ケーソン‐こうほう〔‐コウハフ〕【ケーソン工法】

潜函工法(せんかんこうほう)

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百科事典マイペディアの解説

ケーソン工法【ケーソンこうほう】

水中や軟弱地盤に大きな構造物を作る場合,鉄筋コンクリートなどで筒または箱(ケーソンcaisson)状の構造物を作り地中に埋めて基礎とする工法。地上で作った底付きの箱を所定の位置で注水して沈めるボックスケーソン,蓋(ふた)も底もない中空筒体を自重で沈下させるオープンケーソン,筒状の構造物の刃口より少し上に天井を設けてその下を気密な作業場とし,これに圧縮空気を送り浸水を防ぎながら工事を進める空気ケーソン工法がある。
→関連項目イーズコクラン地下鉄道

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大辞林 第三版の解説

ケーソンこうほう【ケーソン工法】

潜函せんかん工法

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ケーソン工法
けーそんこうほう

建設工事に用いられる基礎工法の一種。ケーソンcaissonと称する箱状構造物を所定の支持地盤まで沈設し、基礎あるいは地下構造物を構築する工法。オープンケーソンopen caisson工法とニューマチックケーソンpneumatic caisson工法に大別される。オープンケーソン工法は井筒またはウェルwellともいい、ケーソン内の地盤を大気中または水中においてクラムシェルclamshellなどで掘削し所定の地盤まで沈下させるものである。ニューマチックケーソン工法は、ケーソン下部に隔壁を設け気密作業室をつくり、この中に圧縮空気を送り込んで地下水の浸入を防ぎつつ、人力あるいは作業機械により掘削を行いケーソンを沈下させる工法である。潜函(せんかん)工法、空気ケーソン工法、圧気ケーソン工法などともいう。
 港湾構造物や海中基礎などの水上工事では、ボックスケーソン、設置ケーソン、フローティングケーソンfloating caissonなどとよばれるケーソン工法も多用される。いずれも、あらかじめ陸上で製作したケーソンを水上に浮かせて曳航(えいこう)し、注水などによって所定の水底地盤に沈設する原理のものである。ほかに鋼管矢板をケーソンと同様の形状に打設閉合する矢板式基礎や、地盤中にケーソン状に掘った溝の中に場所打ちコンクリートを打設して構築する地下連続壁基礎なども特殊なケーソンとして分類される場合もある。
 ケーソン躯体(くたい)の構造材料に古くは木製枠やれんが造なども用いたが、現在一般には鉄筋コンクリート、プレストレストコンクリート、鋼製のケーソンを用いる。近年、施工技術の進歩に伴い大規模なケーソンや深い海中での施工が可能となり、ケーソンの適用範囲は大きく拡大している。[河野 彰・清水 仁・鴫谷 孝]

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世界大百科事典内のケーソン工法の言及

【ケーソン】より

…基礎あるいは港湾工事に用いられる箱状もしくは円筒状の構造物。ケーソンを利用して基礎を築造するケーソン工法は,適当な支持層が地中の深いところに存在するが,土止めや仮締切りをしただけではその深さまでの掘削が困難な場合,すなわち転石などが存在したり,土質や水深の関係で地下水位の低下が困難なときに有効な工法である。ケーソンには鉄筋コンクリート製のほか鋼製や木製のものもあり,またその形状や施工法によって,ボックスケーソン,オープンケーソン,空気ケーソンに分類される。…

【コクラン】より

…ナポレオン戦争に参加して武勲をたてるが,提督J.ガンビアとの確執がもととなって無実の罪で海軍を追放され,諸国を遍歴したのち32年に復帰した。この間1830年には圧縮空気を利用したケーソン工法(ケーソン)によって特許を獲得し,これにより鋼材による橋梁(きようりよう)建設の飛躍的な発達をもたらした。この工法は深い水面下の掘削の際圧縮空気によって浸水を防ぐものであり,蒸気機関がこの時期になってようやく小型化し,移動可能になったことをふまえたものでもあった。…

【地下鉄道】より

…【小池 滋】
【地下鉄の技術】

[トンネルの工事方法と形状]
 地下鉄トンネルの工法は,地表面から掘り下げてトンネルをつくる垂直掘削方式と,横孔式にトンネルを掘進する水平掘進方式とに大別される。前者は開削工法(カットアンドカバー工法またはオープンカット工法ともいう)が最も一般的で,ほかにケーソン工法などもこれに属する。水平掘進方式はシールド工法と山岳トンネル工法とがその代表的なものである。…

※「ケーソン工法」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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