ケートマンスフープ(読み)けーとまんすふーぷ(英語表記)Keetmanshoop

デジタル大辞泉 「ケートマンスフープ」の意味・読み・例文・類語

ケートマンスフープ(Keetmanshoop)

ナミビア南部の都市標高約1000メートルの高原位置する。1866年、ドイツ人宣教師らにより、少数民族のナマ人への伝道拠点として建設。首都ウィントフーク、港町リュデリッツ、および南アフリカ鉄道で結ばれる。牧羊が盛んで、カラクール種毛皮産地として知られる。ケートマンスホープ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ケートマンスフープ」の意味・わかりやすい解説

ケートマンスフープ
けーとまんすふーぷ
Keetmanshoop

アフリカ南西部、ナミビア南部の都市。ワイスラント高原南西端の標高1000メートルに位置する。人口1万6000(1999)。首都ウィントフークと南アフリカ共和国および大西洋岸のリュデリッツとを結ぶ鉄道、道路分岐点で、同国南部の経済文化の中心地として発展した。付近は良質のカラクールヒツジの1品種)毛皮の産地として知られる。

[林 晃史]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ケートマンスフープ」の意味・わかりやすい解説

ケートマンスフープ
Keetmanshoop

ナミビア南部の町。ウィントフーク南南東約 450km,グルートカラスベルジュ山脈北西方に位置。グレートナマランドの中心町で,近郊ではカラクール種のヒツジを中心とする牧畜が盛ん。農畜産物の集散地で商業中心地。空港,鉄道関係の工場がある。近くコイ族居住地がある。人口1万 4000 (1988推計) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android