コエロフィシス

デジタル大辞泉プラス 「コエロフィシス」の解説

コエロフィシス

三畳紀後期に生息した竜盤類獣脚類の肉食恐竜。全長約3メートル。体形はほっそりとしており、骨は中空身体が軽く、素早く走ることが可能だったと考えられている。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

世界大百科事典(旧版)内のコエロフィシスの言及

【恐竜】より

…最近ではモンゴル,中国などアジアを中心に新しい恐竜が多く発掘され,獣脚亜目が細分化されたり,鳥盤目ではパキケファロサウルスの仲間を独立させる考えなどがあり,まだ混乱がある。恐竜類の2目はいずれも三畳紀後期に出現し,竜盤目は二脚歩行性のコエロフィシスCoelophysisから進化したといわれ,これは槽歯目(テコドント類)に起源すると考えられている。一つは大小さまざまな肉食性恐竜に発展し,一つは四脚歩行の大型植食性恐竜(竜脚類)に発展し,これらはジュラ紀に最大となった。…

※「コエロフィシス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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