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コククジラ コククジラ Eschrichtius robustus; gray whale

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

コククジラ
コククジラ
Eschrichtius robustus; gray whale

クジラ目ヒゲクジラ亜目コククジラ科コククジラ属。体長は 11~15m。体重は最大約 35t以上。出生体長は 4.5~5m。体色は全身灰色,暗灰色または青灰色で,体表は多数の傷痕およびフジツボ類クジラジラミ等の寄生生物でおおわれる。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

コククジラ
こくくじら / 克鯨
gray whale
[学]Eschrichtius robustus

哺乳(ほにゅう)綱クジラ目コククジラ科のヒゲクジラ。コクジラともいう。この科は1属1種。全身灰色で、背びれはないが、尾部背側に小隆起が数個、山脈状に連なる。咽喉(いんこう)部に2~4条の縦溝がある。くじらひげは黄白色で厚く、片側に160枚生える。出生体長4.6メートルで、成熟した個体の平均体長は雄13メートル、雌14メートルになる。数百年前までは北大西洋にも分布していたが絶滅し、現在は北太平洋にのみ二つの系統群が存在する。東側系群はカリフォルニア半島南部の沿岸で冬季に繁殖し、夏季にはベーリング海北部と北極海で索餌(さくじ)し、その2か所の間を沿岸沿いに大きく回遊して生活する。西側系群は冬季は南シナ海の沿岸で繁殖して過ごし、夏季はオホーツク海の索餌場へ移動する。海底の砂中にすむ動物プランクトンの端脚(たんきゃく)類を好んで食べる。東側系群は19世紀後半から捕獲により資源が減少したが、現在では2万7000頭に回復し、シベリアと、アメリカのワシントン州では先住民のための捕獲が許されている。西側系群の資源は絶滅寸前の状態で、強い保護を要する。[大隅清治]

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