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コーラ飲料 コーラいんりょうcola drinks

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

コーラ飲料
コーラいんりょう
cola drinks

南アメリカ産のコカの葉もしくは南アフリカやブラジル産のコーラノキの種子から抽出した液をおもな材料にした清涼飲料。一般にコカコーラペプシコーラの名でよく知られている。この抽出液を主体に,さらに風味を出すためにレモン油,オレンジ油などを併用する。またカラメルで褐色に着色し,普通,炭酸ガス,砂糖,シロップなどを用いて瓶詰にする。日本で売られているものは調合原液を輸入し,砂糖,カラメルなどを配合して製造したもの。

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百科事典マイペディアの解説

コーラ飲料【コーラいんりょう】

コラナッツの抽出液を基にした清涼飲料。コラナッツは熱帯アフリカ原産のアオギリ科の常緑高木コーラの種子で,茶色で特有の苦味があり,カフェイン,テオブロミンなどを含み興奮剤の効がある。
→関連項目嗜好作物清涼飲料

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栄養・生化学辞典の解説

コーラ飲料

 コーラ(植物)の種実を抽出したものを主成分として作られる飲料.

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世界大百科事典 第2版の解説

コーラいんりょう【コーラ飲料】

コーラの種子エキスを含む炭酸飲料。代表的な銘柄にコカ・コーラ,ペプシ・コーラがある。コーラは熱帯アフリカ原産の高木で,種子はカフェインを含む。1886年アメリカのジョージア州アトランタの薬剤師ペンバートンがコカ・コーラを創製,発売した。その後急速に普及し,アメリカの国民飲料とまでいわれるようになった。第2次大戦時にアメリカ軍により世界各地に紹介された。日本には1912年にはすでに輸入されていたようで,同年12月号《白樺》所載の高村光太郎作〈狂者の詩〉に〈コカコオラもう一杯〉と見えるが,大衆化しなかった。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

コーラ飲料
こーらいんりょう

コーラノキの種子(コーラ・ナッツ)のエキスを含む特有の風味と色をもつ炭酸飲料。コーラノキはアオギリ科の常緑高木で、西アフリカが原産地。コーラ・ナッツはカフェインを含み、西アフリカでは生(なま)の実を興奮性のある嗜好(しこう)品として用いていた。これがヨーロッパに伝わり、エキスを飲料に用いたのがコーラ飲料の始まりである。[河野友美・山口米子]

歴史

コーラ飲料は、イギリスのスコットランド地方で18世紀から19世紀にかけてつくられた記録がある。コーラ飲料として確立させたのは、1886年にアメリカのジョージア州アトランタの薬剤師ジョン・ペンバートンJohn S. Pemberton(1831―87)が売り出した「コカ・コーラ」が始まりである。独特の商法でアメリカ人の間に普及したが、とくに第二次世界大戦後は世界各国に市場を伸ばし、各地に進出している。日本では大正時代に東京・京橋の明治屋が少量輸入したが、ほとんど売れなかった。第二次大戦後、アメリカ軍とともに日本に上陸し、1957年(昭和32)から製造販売された。1898年にはペプシ・コーラ会社が創立され、コカ・コーラに次ぐコーラ飲料の販売量を誇っている。[河野友美・山口米子]

製法と成分

コーラ飲料は、コカ・コーラの場合、原液を売り利益を得ている。その原液の内容は秘密事項だが、コカノキの葉とコーラノキの種子の抽出液が主体で、甘味料、酸味料、香料などと、着色にカラメルを加え、二酸化炭素(炭酸ガス)を吹き込んである。[河野友美・山口米子]
『栗原久著『カフェインの科学――コーヒー、茶、チョコレートの薬理作用』(2004・学会出版センター)』

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