コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

コーリー コーリー Cory, William Johnson

3件 の用語解説(コーリーの意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

コーリー
コーリー
Cory, William Johnson

[生]1823
[没]1892
イギリスの詩人,教育者。母校イートンの教師として令名があり,詩集『アイオニカ』 Ionica (1858) は彼の古典趣味と教育愛とを示している。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

コーリー
コーリー
Corey, Elias James

[生]1928.7.12. メシュイン
アメリカの化学者。マサチューセッツ工科大学で博士号を取得 (1951) ,イリノイ大学 (51~59) を経てハーバード大学教授 (59) ,1965年から同大学シェルドン・エマリー教授職。天然有機物の化学合成法に取組み「逆合成法」と呼ばれる手法を確立,100種類以上の物質の化学合成に成功した。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

コーリー
こーりー
Elias James Corey
(1928― )

アメリカの有機化学者。マサチューセッツ州メシュエンに生まれる。1948年マサチューセッツ工科大学卒業。同大学に進学し、ペニシリン合成を研究する。2年で博士論文を書き上げ、1950年同大学で博士号を取得。その後イリノイ大学講師に就任。1956年27歳にしてイリノイ大学教授となる。1959年ハーバード大学教授に就任。
 1960年代に有機合成理論を仔細に分析し、最終生成物である化合物から一つ一つ反応をさかのぼっていく「逆合成法」を確立した。これにより、複雑な化合物でも、単純で安い原料を使って大量に合成することが可能となり、医薬の分野が飛躍的に進歩した。コーリーがこの方法を用いて合成した天然有機化合物は、プロスタグランジンやトロンボキサンなどのエイコサノイド、植物ホルモンのジベレリン酸をはじめ数百種類にも及んでいる。この功績により、1990年にノーベル化学賞を受賞した。その後は、酵素のように触媒的に働く合成化合物、分子ロボットなどの研究を続けている。2004年にはインフルエンザ治療薬「タミフル」(一般名リン酸オセルタミビル)の短工程での合成法を開発。これもコーリー自らがつくりだした不斉触媒(不斉合成に利用される触媒)を使った人工合成だった。[馬場錬成]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

コーリーの関連キーワードガーシュイン引首印御朱印手淫主因修因酒淫タンジュンイシュイ御酒印船ジェニュイン

今日のキーワード

大寒

二十四節気の一つ。元来,太陰太陽暦の 12月中 (12月後半) のことで,太陽の黄経が 300°に達した日 (太陽暦の1月 20日か 21日) から立春 (2月4日か5日) の前日までの約 15日間で...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コーリーの関連情報