ゴシック・ロマンス(読み)ゴシックロマンス

百科事典マイペディア「ゴシック・ロマンス」の解説

ゴシック・ロマンス

18世紀後半イギリスの,おもに中世古城を舞台に怪奇を描いた小説。H.ウォルポールの《オトラント城奇譚》によって広く認められ,以後W.ベックフォード,A.ラドクリフ,M.G.ルイスなどの作家がでた。マチューリンの《放浪者メルモス》やメアリー・シェリーの《フランケンシュタイン》もこの系譜上にあり,怪奇小説推理小説の発生をうながし,ロマン主義文学にも多大な影響を与えた。また小説の一ジャンルとして考えれば,E.A.ポーブロンテ姉妹,さらに同傾向の現代作家まで含められる。
→関連項目幻想文学ブラウンレ・ファニュ

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

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