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ゴトランド島 ゴトランドとうGotland

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ゴトランド島
ゴトランドとう
Gotland

スウェーデン南東部,ゴトランド県の島。バルト海最大の島で,周辺の小島とともに県を形成して,その中核をなしている。中心都市ビスビュー青銅器時代から広範囲に交易が行われ,スカンジナビアで発見されたローマ銀貨約 7000個のうち 5000個がここから出土した。オオムギライムギテンサイの栽培,ヒツジの放牧,漁業が行われ,大理石セメントを産する。観光地としても有名。面積 3001km2

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デジタル大辞泉の解説

ゴトランド‐とう〔‐タウ〕【ゴトランド島】

Gotland》スウェーデン南東部、バルト海上の島。古生代の地質からなり、大理石石灰岩を産する。中心都市のビスビューハンザ同盟都市として繁栄した。

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大辞林 第三版の解説

ゴトランドとう【ゴトランド島】

〔Gotland〕 バルト海の中央部にある島。スウェーデン領。中心都市ビスビは中世にハンザ同盟都市として繁栄。

出典|三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ゴトランド島
ごとらんどとう
Gotland

バルト海に浮かぶスウェーデン最大の島。首都ストックホルム南南東約160キロメートルに位置する。南北約120キロメートル、最大幅約50キロメートル、面積3140平方キロメートル。最高点が83メートルの平坦(へいたん)地である。全島が古生代前期の石灰岩からなる。地質時代のゴトランド紀はこの島の名に由来する。石灰岩を石材として産出するほか、セメントの生産も多い。主たる産業は農業と牧畜業で、とくにヒツジの飼育は国内随一である。周辺の島々をあわせて一県をなし、人口5万7751(1993)。県都はビスビー。[田口雄作]

歴史

人跡は旧石器時代からあり、新石器時代にはスウェーデン本土とバルト海沿岸との交易が盛んで、9~11世紀には東・西ヨーロッパを結ぶ重要な中継交易地となった。伝説によれば、9世紀ごろ中央スウェーデンで勢力を振るったスベア人の王の支配下となったが、自治権は有していたといわれる。13世紀には、進出してきたドイツ商人が活躍し、同島最大都市ビスビーはハンザ同盟に加盟した。1361年デンマーク王のバルデマー・アッテルダーに同市は征服され、その後デンマークとの関係を深めた。一時ドイツ騎士団に解放されたが、1408年に再度デンマークに奪回された。16世紀後半にスウェーデンは遠征を試みたが不成功に終わり、それ以降、両国間で領有権の争いが絶えなかった。1645年ブレムセブルーの講和で、正式にスウェーデン領となった。しかし、同島はバルト海上の重要な軍事的要所のため、再度デンマークに占領され、1808年にはロシアに占拠されたが、スウェーデンの領有権は不変であった。[清原瑞彦]

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