コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

ゴンブリッチ

百科事典マイペディアの解説

ゴンブリッチ

オーストリア出身,英国の美術史家。ウィーンに生まれ,ウィーン大学でJ.vonシュロッサーに師事。1936年ワールブルク(ウォーバーグ)研究所助手,1959年―1976年同所長。
→関連項目ワールブルク

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト百科事典マイペディアについて 情報

世界大百科事典 第2版の解説

ゴンブリッチ【Ernst Hans Josef Gombrich】

1909‐2001
オーストリア出身の美術史家。生地ウィーンで教育を受けた後,1936年ロンドンのワールブルク(ウォーバーグ)研究所に入り,59‐76年所長。美術作品の社会的・理論的背景の研究,図像学的研究,心理学的研究を三つの柱として,今なお精力的な研究を続けており,ことに方法論の問題に対する意識の鋭さには定評がある。主要著書《美術の歩みThe Story ef Art》(1950,邦訳1972,74),《芸術と幻影》(1960,邦訳1979),《ノルムとフォルム》(1966),《秩序の感覚》(1970)など。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ゴンブリッチ
ごんぶりっち
Sir Ernst Hans Josef Gombrich
(1909―2001)

ウィーン生まれの美術史学者。図像学の権威として知られる。ウィーン大学で美術史を学んだが、ナチスの時代にイギリスに渡り、のちロンドン大学教授、ウォーバーグ(ワールブルク)研究所所長などを務める。その間、英米の各地の大学で客員教授を歴任、英国アカデミー会員であった。美術史研究において様式の問題を扱う際、現代の知覚心理学の成果を生かして独特な方法論を打ち立てた。主著に『美術の歩み』(1950)、『芸術と幻影』(1960)、『木馬に托(たく)しての思索』(1963)、『The Sense of Order(装飾芸術論)』(1979)など。[鹿島 享]
『E・H・ゴンブリッチ著、白石和也訳『装飾芸術論』(1989・岩崎美術社) ▽E・H・ゴンブリッチ著、下村耕史他訳『芸術と進歩――進歩理念とその美術への影響』(1991・中央公論美術出版) ▽E・H・ゴンブリッチ著、大原まゆみ他訳『シンボリック・イメージ』(1991・平凡社) ▽E・H・ゴンブリッチ著、二見史郎他訳『棒馬考――イメージの読解』増補完訳版(1994・勁草書房) ▽E・H・ゴンブリッチ著、岡田温司・水野千依訳『規範と形式――ルネサンス美術研究』(1999・中央公論美術出版)』

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

ゴンブリッチの関連キーワードワールブルク(Aby M. Warburg)アビー ワールブルクワールブルク研究所ヨシオ・マキノゴンブリック

今日のキーワード

いい夫婦の日

11月22日。通商産業省(現経済産業省)が制定。パートナーへの感謝の意を示し、絆を深める。...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android