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サハ共和国 サハSakha

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

サハ〔共和国〕
サハ
Sakha

1922~91年はヤクート自治共和国,91年現国名に改称。ロシア東部にある共和国。首都ヤクーツク。アジア大陸北東部,北極海に面し,洋上のノボシビルスキー諸島も含む。レナ,ヤナ,インジギルカ,コルイマの各河川流域を占める広大な国で,国土の大半は山地,高原から成り,西部に中央シベリア台地,中部にベルホヤンスク,チェルスキー両山脈,オイミャコン高原,東部にユカギール高原,南部にアルダン高原スタノボイ山脈などがある。北部には北極海に面して北シベリア,ヤナインジギルカ,コルイマの各低地が広がる。きびしい大陸性気候で,1月の平均気温-43.5℃,7月は 19℃で,ベルホヤンスク,オイミャコン地域に北半球の寒極がある。年降水量 200~400mm。大部分がカラマツの森林地帯であるが,北部はツンドラ地帯となり,全域が永久凍土帯に入る。チュルク語系の言語をもつヤクート人の国で,住民のおよそ3分の1がヤクート人,約半分がロシア人である。主産業はヤクート人の生業であるトナカイ,ウマの飼育と狩猟であり,一部に農業も行われているが,鉱業も発展し,アルダン,インジギルカ両河谷の金,ビリュイ川流域のダイヤモンド,岩塩,天然ガス,ヤナ河谷のスズ,南ヤクートの石炭など豊かな地下資源の開発が進められている。炭田開発は日本が援助している。そのほか水産業,林業が行われる。広大な国内の交通は,ヤクーツクからアルダン,マガダン両方面に延びるハイウェーによるほかは,水路と空路による。面積 310万 3200km2。人口 110万 860 (1991推計) 。

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朝日新聞掲載「キーワード」の解説

サハ共和国

ロシア人、ヤクート人や北方少数民族を含めて80の民族が暮らす。面積は310万平方キロでロシア全土の5分の1弱を占め、人口は約100万人。夏は40度、冬は零下50度と寒暖の差が激しい。同国内のオイミャコンでは、人が定住している場所での世界最低とされる零下71・2度の記録がある。

(2006-09-12 朝日新聞 夕刊 3総合)

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