サムエルソン

デジタル大辞泉 「サムエルソン」の意味・読み・例文・類語

サムエルソン(Samuelson)

サミュエルソン

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「サムエルソン」の意味・読み・例文・類語

サムエルソン

  1. 〘 名詞 〙 ( Paul Anthony Samuelson ポール=アンソニー━ )[ 異表記 ] サミュエルソン アメリカの近代経済学者。「経済分析の基礎」で動学的安定条件論樹立、また経済変動の波動的性質を説明するモデルをつくった。ノーベル経済学賞受賞。(一九一五‐

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

化学辞典 第2版 「サムエルソン」の解説

サムエルソン
サムエルソン
Samuelsson, Bengt Ingemar

スウェーデン生化学者.ルンド大学医学,カロリンスカ研究所で生化学を学ぶ.1961年M.D.を取得後,ハーバード大学へ留学し,1967年ストックホルムの王立獣医大学の教授,1973年からカロリンスカ研究所教授となる.プロスタグランジン不飽和脂肪酸であるアラキドン酸から生合成されていることを明らかにした.1982年同時にノーベル生理学医学賞を受賞したS.K. Bergströem(ベリストレーム)とともにプロスタグランジン類の構造を解明した後,アラキドン酸から生合成されているエンドペロキシダーゼ,トロンボキサンロイコトリエンなどを発見し,これらの物質の生物的制御系における役割を解明した.

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「サムエルソン」の意味・わかりやすい解説

サムエルソン
Samuelsson, Bengt Ingemar

[生]1934.5.21. ハルムスタード
スウェーデンの生化学者。ルンド大学で学び,1960年カロリンスカ研究所で生化学博士号を取得,翌年医学博士。学生時代に師事した S.K.ベルクストロームとともに,哺乳動物血圧体温調節アレルギー反応などに影響を与える生理活性物質プロスタグランジンの研究に取組み,分子構造を決定するなど多様な生理活性作用を体系的に明らかにした。ベルクストロームを継いで同研究所医学部長。ベルクストローム,J.R.ベインとともに 82年ノーベル生理学・医学賞を受賞した。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ) 「サムエルソン」の意味・わかりやすい解説

サムエルソン(Bengt Ingemar Samuelsson)
さむえるそん

サミュエルソン(Bengt Ingemar Samuelsson)


サムエルソン(Paul Anthony Samuelson)
さむえるそん

サミュエルソン(Paul Anthony Samuelson)

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

世界の電気自動車市場

米テスラと低価格EVでシェアを広げる中国大手、比亜迪(BYD)が激しいトップ争いを繰り広げている。英調査会社グローバルデータによると、2023年の世界販売台数は約978万7千台。ガソリン車などを含む...

世界の電気自動車市場の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android