サーモンピンク(読み)さーもんぴんく(英語表記)salmon pink

翻訳|salmon pink

デジタル大辞泉 「サーモンピンク」の意味・読み・例文・類語

サーモン‐ピンク(salmon pink)

さけの肉の色のような、赤みがかったピンク。「サーモンピンクセーター

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精選版 日本国語大辞典 「サーモンピンク」の意味・読み・例文・類語

サーモン‐ピンク

  1. 〘 名詞 〙 ( [英語] salmon pink ) 鮭(さけ)の肉の色。朱がかった桃色。赤みを帯びたピンク。さけ色。
    1. [初出の実例]「ネクタイのサーモンピンク春浅し」(出典:歌仙(1952)〈石川淳〉)

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「サーモンピンク」の意味・わかりやすい解説

サーモンピンク
さーもんぴんく
salmon pink

セラミック顔料の一つ。ジルコン系顔料に属する。ジルコンZrSiO4に鉄の固溶したもので、製法は、ジルコニア酸化ジルコニウム)、シリカ(二酸化ケイ素)に硫酸鉄(Ⅱ)、酸化鉄(Ⅲ)あるいは水酸化鉄(Ⅲ)を配合鉱化剤としてフッ化ナトリウム塩化ナトリウム硝酸ナトリウムあるいは硝酸アンモニウムを添加し、約900℃で焼成後、粉砕熱湯で鉱化剤を溶解除去する。固溶した鉄は3価と推定されている。鉱化剤に六フッ化ケイ素酸ナトリウムを使用することもある。

大塚 淳]


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色名がわかる辞典 「サーモンピンク」の解説

サーモンピンク【salmon pink】

色名の一つ。JISの色彩規格では「やわらかいみの」としている。一般に、サーモン肉色を表す、ややくすんだピンク色。サーモンはサケ科海水魚総称。生の切り身の色とする説と、焼いた切り身の色とする説がある。和名鮭色はサーモンピンクの訳語。衣料品などの流行色で、日本語の鮭色よりもサーモンピンクの方が一般的。

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