敵の侵入や襲撃に備えて,周辺あるいは特定の区域を警戒することをいう。軍事活動上,捜索,阻止哨戒,触接追尾,偵察等を包括して哨戒と呼ぶこともある。哨戒はすべての作戦の基盤をなすもので,有効かつ適切な哨戒は作戦の成果を大きく左右するものである。哨戒は,作戦地域の特徴と敵,味方の状況等によって,水上艦艇,航空機,潜水艦およびレーダー等の固定兵器を組み合わせ,一般に領海外数カイリから数十カイリを対象に行うものであるが,ミサイルおよびレーダー等の兵器の発達により,情勢によっては100カイリ以上あるいは敵基地近くまで行うことが必要な場合もある。現在では各国とも,奇襲防止に備え,平時でも哨戒を行うのが常態となっている。
執筆者:田尻 正司
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
二十四節気の一つで,二至 (夏至,冬至) ,二分 (春分,秋分) として四季の中央におかれた中気。元来,春分は太陰太陽暦の2月中 (2月後半) のことで,太陽の黄経が0°に達した日 (太陽暦の3月 2...