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シナゴーグ シナゴーグ synagogue

翻訳|synagogue

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

シナゴーグ
シナゴーグ
synagogue

「集会」を意味するギリシア語 synagōgēに由来する名称でユダヤ教の会堂をさす。バビロン捕囚期に神殿を失ったユダヤ人が集って聖書を読み,祈祷する場所として建てた会堂に起源があるといわれる。

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デジタル大辞泉の解説

シナゴーグ(synagogue)

《集会の意》ユダヤ教の会堂。また、礼拝のためのユダヤ人の集会。

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百科事典マイペディアの解説

シナゴーグ

欧語はギリシア語シュナゴーゲーに由来し,〈会堂〉と訳す。ユダヤ教の集会や礼拝の場所。起源は明らかでないが,前6世紀のバビロン捕囚の時代に神殿で礼拝ができなくなったため発達したとする説が有力である。
→関連項目ユダヤ教

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世界大百科事典 第2版の解説

シナゴーグ【synagogue】

ユダヤ教の公的な祈禱・礼拝の場所(会堂)をさす語。ギリシア語で〈集会〉を意味するシュナゴゲsynagōgēに由来し,ヘブライ語では,ベートクネセットbêṯ kenēseṯという。その起源については種々の説があるが,一般には前586年のユダ王国滅亡後のバビロン捕囚時代に,焼失したエルサレムの神殿(第一神殿)に代わる彼らの公的祈りの場所として発達したとする説が有力である。捕囚後の前515年にエルサレムの神殿が再建され(第二神殿),彼らの宗教的生活規範である律法書(〈モーセ五書〉)が完成してからは,これを共に読み学ぶ機関となった。

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大辞林 第三版の解説

シナゴーグ【synagogue】

〔集会を意味するギリシャ語から〕
ユダヤ教徒の礼拝所。会堂。また、集会所。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

シナゴーグ
しなごーぐ
synaggギリシア語

ギリシア語で集合、招集の意。『新約聖書』では集会所(邦語聖書では会堂)の意で用いられる。その起源はかならずしも明らかでなく、『旧約聖書』にもその言及がない。おそらくイスラエル民族がバビロン捕囚(前587)ののち、エルサレム神殿において礼拝を守ることができなくなったので、彼らはそれぞれの離散の地に集会所を設け、そこで聖書を朗読し、それを説き明かし、祈りをすることによって自民族のアイデンティティ自己同一性)を保ってきた。このようにシナゴーグは、当初から今日に至るまで、ユダヤ人のコミュニティセンターの役割を果たしてきた。
 今日、シナゴーグには、宗教的儀式のために用いられる「集いの家」(ベート・ハ・クネセト)と、礼拝のみならず勉学のためにも用いられる「勉学の家」(ベート・ハ・ミドラシュ)との2種類がある。ユダヤ教の教え(ハラハー)によれば、前者は地域でもっとも高い建物でなければならず、同建物内での寝食を禁じられている。また、ときに礼拝堂では婦人席が別置されていることもある。後者は通常蔵書が多数あり、グループ学習ができるような設備がある。[定形日佐雄]
『アラン・ウンターマン著、石川耕一郎・市川裕訳『ユダヤ人』(1983・筑摩書房)』

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世界大百科事典内のシナゴーグの言及

【盲人】より

…またブリューゲル等の画題となった〈盲人の行列〉は,1人の盲人が盲人を手引きすれば2人とも穴に落ちるというたとえ話で,イエスがパリサイ人をさして語った言葉(《マタイによる福音書》15:14など)から出た。このほかにキリスト教美術では目隠しした乙女像がユダヤ教会(シナゴーグ)を表し,キリストの教えを知らないユダヤ教徒の心の闇を暗示する。また目隠しされた聖人の場合はバプテスマのヨハネやパウロを表し,殉教を示すことになる。…

【ユダヤ音楽】より

…また,そこではすでに各種の旋法も確立していた。(2)離散時代 後70年のエルサレム神殿陥落により,古代イスラエルの宗教形態はその幕をおろし,それに代わってシナゴーグの音楽が,新しいユダヤ音楽の伝統の中心を形成した。そこでは楽器は,ショファル以外は用いられなくなり,儀式音楽はもっぱら無伴奏の声楽を主体とした。…

【ユダヤ教】より

…しかし,すでにバビロン捕囚時代から,神殿祭儀なしに民族的・宗教的共同体を維持する努力が払われてきた。その結果,第2神殿時代を通じて,礼拝と律法研究のために,安息日(シャバット)ごとに各居住地の成員が集まるシナゴーグ(集会所)が発達した。パリサイ派律法学者たちは,シナゴーグを活動の本拠としていたため,神殿の破壊から本質的な打撃を被らなかった。…

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