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シャーロック・ホームズ Sherlock Holmes

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世界大百科事典 第2版の解説

シャーロック・ホームズ【Sherlock Holmes】

イギリスの小説家A.C.ドイル長編小説《緋色の研究》(1887)で初めて登場させた素人探偵で,この物語の語り手ジョン・H.ワトソン医師と共同で,ロンドンベーカー街の下宿に住み,一般人が持ち込むなぞの事件や,警察が解決できなくて頼みに来る難事件を,明快な推理と機敏な行動力によって解決する。このホームズ探偵とワトソン医師の名コンビは,次の長編小説《四つの署名》(1890)でも登場するが,まだ評判は高まらなかった。

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All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

世界大百科事典内のシャーロック・ホームズの言及

【推理小説】より

…人間味豊かな警官の推理作業をとり入れている点も,ポーと違った特徴である。 以上のような土壌の上に,コナン・ドイルの〈シャーロック・ホームズ〉シリーズの花が開くこととなる。この名素人探偵が初登場するのは長編《緋色の研究》(1887)だが,形式的にはポーのデュパンと同じであり,またポーのアイデアをドイルはかなり借用している。…

【世紀末】より

…広い意味では,まさしくこのような世紀末型の人間類型の登場を,T.マンが一族の没落の歴史《ブデンブローク家の人々》(1901)をかりて詳細に跡づけ,S.フロイトが《夢判断》(1900)で精神分析を通じて診断したといえるだろう。この点,同じ時代がドイルの〈シャーロック・ホームズ・シリーズ〉に代表される推理小説という文学ジャンルを,またスティーブンソンの《宝島》(1883)などの冒険小説を生み出したのも無関係ではない。いずれも知性の人工楽園にとじこもるためにうってつけの文学であり,人工的な刺激を求める都市人間の求めに応じたものである。…

【ドイル】より

…スコットランドに生まれ,エジンバラ大学で医学を修める。医師として開業したが成功せず,余暇をもてあまして書いた,素人探偵シャーロック・ホームズを主人公とする一連の小説でしだいに人気を得,医者を廃業して小説家を職業とする。シャーロック・ホームズが登場する推理小説ばかりが評判になって,自分が本当に書きたい歴史小説が高く評価されないことに不満を抱き,一時自分の筆でホームズを殺してしまったが,一般読者の強い要望で彼を復活させた。…

※「シャーロック・ホームズ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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