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ドイツの作曲家、バイオリン奏者、指揮者。ブラウンシュワイクに生まれる。同地に学んだのち、シュターミッツ門下のバイオリン奏者フランツ・エックに師事し、ともに演奏旅行を行う。1812~15年アン・デア・ウィーン劇場の楽長を務め、名バイオリン奏者ロードやパガニーニと出会う。フランクフルト市立劇場楽長を経て、22~57年カッセル宮廷楽長を務め、同地で世を去った。モーツァルトの影響のもとに甘美な旋律性に富んだ作風で、メンデルスゾーン、シューベルトと並ぶ初期ロマン派に属するとみなされている。作品はオペラ、交響曲、室内楽曲など多数あるが、15曲のバイオリン協奏曲がとくに有名。
[樋口隆一]
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… 最後にヨーロッパのハープ音楽のレパートリーについて触れる。シングル・アクションのハープ音楽に先駆的な貢献をした作曲家には,クルンプホルツJohann Baptist Krumpholtz(1742‐90),ドゥシークJan Ladislav Dussek(1760‐1812),シュポーアがいる。ハープが18世紀のオーケストラに初めて取り入れられたのは,神話や伝説に基づくオペラであり,その最初期の例にはグルックの《オルフェオとエウリディーチェ》(1762)があげられる。…
…【河原 忠彦】
[音楽]
ファウストを題材とした音楽作品は,劇音楽,声楽,管弦楽曲と幅広くあり,ゲーテの《ファウスト》によるものが最も多い。(1)ゲーテ以前の民話によるものにシュポーア作曲のオペラ《ファウスト》(1813)があり,1816年プラハで初演された。(2)ゲーテによるもの (a)ベルリオーズが1846年パリのオペラ・コミック劇場で演奏会形式で上演した劇的伝説《ファウストの劫罰(ごうばつ)》(1846)。…
※「シュポーア」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...
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