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ショウジョウバカマ

3件 の用語解説(ショウジョウバカマの意味・用語解説を検索)

百科事典マイペディアの解説

ショウジョウバカマ

北海道〜九州,朝鮮半島の山地のやや湿ったところにはえるユリ科の常緑多年草。葉は倒披針形で長さ10cm内外,根元にロゼット状に集まる。早春,葉心から10〜15cmの花茎を出し,上方に半開する数個の花をつける。

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世界大百科事典 第2版の解説

ショウジョウバカマ【Heloniopsis orientalis (Thunb.) C.Tanaka】

春先に紫色のかれんな花をつけるユリ科の多年草(イラスト)。山地の明るい湿地に多い。群生する性質があって,よく人目を引く。花茎は高さ10~30cm。花後伸長し,果実期には50cmほどになる。これは,種子散布を効率よく行うための適応と考えられる。種子は小さく長さ5mm程度で,両端にとがった翼があり,茎がゆれると風にのってよく飛ぶ。花は花茎の先端に集まってつき,数個から多いものでは15個くらい咲く。花被片は6枚で紅紫色,花後緑化する。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ショウジョウバカマ
しょうじょうばかま / 猩々袴
[学]Heloniopsis orientalis (Thunb.) C. Tanaka

ユリ科の常緑多年草。地下茎は太くて短い。葉は倒披針(とうひしん)形で先は鋭くとがり、両面は無毛でやや光沢があり、冬に多数開出する。3~7月、10~30センチメートルの花茎の頂に3~5個の紅紫色の花を総状につける。花茎は結実期に伸長して60センチメートルに達するものもある。北海道から九州にかけての低地から低山帯の森林の林床および高山帯下部の湿潤なお花畑や高層湿原に生育する。名は、赤い花を猩々(しょうじょう)(想像上の動物でサルの一種であるとする)の顔に、下に広がった葉を袴(はかま)に見立てたのだろうという。[河野昭一]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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世界大百科事典内のショウジョウバカマの言及

【雪割草】より

…〈雪割草〉とは寒いときに雪を割って咲く花の意のため,早春に咲く植物,たとえばイチリンソウショウジョウバカマなどをさすこともあるが,サクラソウ科の多年草1種の和名ともなっている。またキンポウゲ科の山草のミスミソウの別称でもある。…

※「ショウジョウバカマ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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