デジタル大辞泉 「ジュネーブ軍縮会議」の意味・読み・例文・類語
ジュネーブ‐ぐんしゅくかいぎ〔‐グンシユククワイギ〕【ジュネーブ軍縮会議】
1932年、国際連盟の主催で軍備の縮小・制限を目的として開かれた国際会議。六十数か国が参加したが、日本・ドイツの連盟脱退で成果のないまま流会した。
国際連合の枠外における軍縮交渉の場として設けられた常設機関。唯一の多数国間軍縮交渉機関で、事務局はジュネーブに置かれる。1960年に設立された10か国軍縮委員会を前身とし、加盟国の増加と名称変更を経て1984年から軍縮会議となる。日本は1969年に加盟。CD(Conference on Disarmament)。